2005年04月10日
旧川崎ダービー
”旧川崎ダービー”とは良く考えれば変なキャッチコピーだが、ともかくその川崎対東京Vを今週は観た。
等々力はJ2時代には通い慣れたスタジアムだったが、J1という舞台は同じスタジアムなのにまるで違う雰囲気を醸し出す。遙かに華やかで賑わっている。
スタジアム前では警備員が声を涸らして客を誘導し、何やらの勧誘のテントも乱立している。入場口も券種により複数用意されている。祭典な雰囲気である。何より訪れている客数がJ2時代の倍なのだから賑わいももっともだが。
スタジアム内に入るとその華やかさが更に増す。
グッズやら食べ物の売店があちこちに見られ、地域密着よろしく地元の商店街の店までもがいくつも出店している。何よりそこに多くの人が群がっている。このスタジアム、J2時代にはいかにも2部のクラブらしい”わびしさ感”がスタジアム内外に漂っていたものだが今はそんな時が嘘のような雰囲気だ。
あのまさにJ2な平塚競技場も、クラブがJ1に上がればまたかつての輝きは取り戻せるのだろうか?等々力を訪れてまさに思ったのはその華やかさに憧れる”うらやましさ”だった。

ハーフタイムの夜桜見物もおつなものです。
試合はガチガチの中盤争いというより精度の無いボールが行き交う展開となっていた。特にヴェルディは相馬がいないせいか、サイド攻撃の怖さが皆無。全体的にパスも雑で噂のワシントンもがっちりマークされロクにシュートすら打てない状態。そしてキャプテンの山田が大ブレーキ。これが痛かった。
片やフロンンターレもやはりジニーニョを執拗にチェックされており攻撃に勢いが感じられない。我那覇はこの日は消えている時間が多く、途中交代を余儀なくされてしまった。
結局、ホームの利か川崎が手堅く勝つ。
決勝点は後半にカウンター気味にアウグストが左サイドでボールを持ちペナルティエリアに進入し、中につられたDFを横に直接シュートを放ちきっちりと決めて1点を奪う。その後はフロンターにとっての魔のロスタイムも守りきりそのまま終了。川崎は昇格後のリーグ戦初勝利となった。
試合としてはいまいち凡戦ではあったが、J2上がりのクラブが勝つのは妙に親近感があるためか嬉しいもので、J2時代はあれほど憎らしかった恒例のバックスタンドでのお立ち台パフォーマンスも微笑ましく思えたのである。
川崎は今シーズンの開花がどうやら花の季節に間に合ったようだ。
投稿者 bellwin : 2005年04月10日 13:15