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2005年05月01日

仙台遠征…

私の勝手とは言え、仙台くんだりまで赴いて、何の実も無い試合を目の当たりにしてしまうともう情けないやら不甲斐ないやらで。
前日に東北入りした私は、念願の平泉訪問で古代東北の底力を思い知った訳だが、この日は現代東北の、土壇場になると出る馬鹿力を思い知った対仙台@仙台スタジアムである。

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相変わらず仙台スタジアムは素晴らしい。

戦前に聞いていたベガルタの守備は崩壊しているという風評は何処へやら、この日の仙台は非常に堅守でアグレッシブ。ボールへの寄せも早くしかも集中が切れない。

方やベルマーレの守備陣はマークは常に混乱気味で、しかも寄せが大甘。ルーズボールへの執着も無く不甲斐ないこと限りなし。特に先発に抜擢されたサイドの永里が大ブレーキになり守備に攻撃に全くイイとこなし。今一人のナカザト(こちらは"中里")もここのところボランチで使われているが、攻められている時の守備はあたかもピッチを彷徨っているようで私は評価出来ない。(攻撃時は買えるが)仙台スタジアムでも同様で、存在感が全く見受けられなかった。
かくして湘南は0-3と屈辱的な敗戦を喫してしまった。

しかしこの敗戦はこれまでごまかしていた湘南のアキレス腱が露呈したような試合だった。柿本のポストプレーが封じ込まれてると攻め手の無くなる攻撃力。4-4-2なのに何故か簡単にサイドから崩されてしまうDF陣。波の大きいMF陣の出来。そしてここに来て目立つ競り合いの弱さ。そして何より一番の運動量を誇るのがチーム最年長者である加藤望であるという事実…。

負けるとまずい面ばかりが強調され見えてしまうのだが、そろそろここできっちりとここまでの総括をしておかないと”いつか来た道”に戻りかねない危うさをこのチームは内包している。上田監督の修正を期待したい。

ちなみにこの日の仙台スタジアムの入場者数は13457人で、メイン側には空席も目立った。ほぼ同時刻に行われたプロ野球の楽天はフルキャストスタジアムキャパ一杯の16557人を集め、この日の集客数勝負は楽天にあった。

ただ、これは試合後仙台駅について感じたのだが、たぶん楽天を見に来る客層には仙台外からのお客さんも相当数いたと思われる。なぜなら駅のおみやげ屋をうろついている中にかなり楽天のグッズを持った方が見受けられたのだ。(仙台在住の人はわざわざ仙台駅でおみやげは買わないであろう)
方やベガルタのユニなどを身につけてこの辺りをうろついている人は皆無だった。このあたりは地域主義のJリーグと、フランチャイズという名前でその興行権を東北全体で認めてしまうNPBとの違いが関係しているのかも知れないが、それにしても観客数はそれほど違わなかったのに極端だ。

また、街中も駅も楽天のポスターやPOPが目立ち、楽天イーグルス土産まで仙台駅では売っていた。それに対しベガルタはスタジアムに向かう市営地下鉄ではかなり目立ったディスプレーもあったが、明らかに楽天の陰に隠れてしまっている。
仙台という街にどちらが根付いているかは部外者の私には分からないが、明らかに町は今は楽天ブームで、それを盛り上げようとしているのは確かである。
ただ、私の先輩で東北出身のベガルタサポーターが「アレは三木谷(楽天)のチーム。」と、試合前に食事を一緒にした際に言っていたのだが、これは単なるサッカーファンのひがみだけの言葉なのだろうか。

果たしてこの日、仙台駅でおみやげを買わない地元の楽天ファンというのはどのくらいスタジアムにいたのだろう。仙台での楽天とベガルタの関係はなかなかに興味深いものがある。

投稿者 bellwin : 2005年05月01日 09:14

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