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2005年08月18日
ダエイ対川口
朝から何となく身体が重く、昼頃には吐き気と下痢と真夏だというのに寒気がするようになった。夏風邪である。しかし僕の手元には今日行われる日本対イランのチケットがある。正直かなり迷ったが、とりあえずダメなら途中で帰ろう、と思い、横浜へ向かう。
新横浜に着くと体調は最悪に近く、歩くのもやっと。しかしせっかくここまで来たんだからとりあえずスタジアムには行こう、と思ったのが間違い。座席に着く頃には、寒いは頭痛はするはでサッカーを見るどころの体調では無い事に改めて気づく。更に隣の奴が食うカレーパンの匂いが僕の吐き気をなぜだか倍増させる。しかしここまで来たなら仕方ない。とりあえず新鮮な空気を吸いにコンコースへいったりしながら試合開始を待つ。

今日も平日なのに大勢の人が集まりました
こんな辛い思いをしながら見た75分(90分は身体が持たず退散)だったが、前半の点を取るまでは日本のアグレッシブさが目立ち高評価。特に小笠原とアレックス、そして2人のFWは点を取ってやる!という気迫が見て取れた。
しかし1点取ってからと後半はいただけない。どの選手もも徐々に身体の切れが見られなくなり、特に玉田は無理をして突破をしようとするものだから相手のカウンターを食らいやすくなる。前半のイランのビックチャンス(ボールがポストを直撃して事なきを得たが)は小笠原のルーズなマークが相手のシュートを打たせる原因で、このほかにもアバウトなプレーが目立ち始める。
しかし、それでも勝てたのはイランのやる気の無さ。負けているのに、アウトボールを取りに行こうとはしないし、日本に負けず劣らずどの選手も身体が切れていない。蒸し暑さもあるだろうが、チンタラしたプレーが目立ち、特に後半は親善試合のようなルーズさだった。やはり既に予選突破が決まっている以上、モチベーション的には難しいのだろう。日本もイランも”無難な”プレーが目立った試合であった。
そんな中、個人的にこの試合で一番見所だったのはダエイのPKのシーン。この日のダエイもここ一連の試合で見られたの同じく、やはりその衰えは隠しがたく、ジャンプ力もスピードも、そして怖さも並のFWになっていた。国内の一部では代表も最後ではないかと言われているらしいがそれもさもありなん、とも思う。
しかしあの中澤を相手にしたシーンだけはダエイの怖さを思い出させてくれた。そして奪ったPKを自らが蹴る。相手はこれまでアジアを舞台に数々の激闘を繰り広げてきたGKの川口。ダエイがペナルティエリアに立つ。そして見事に、本当に見事ににゴールを決める。
僕にはアレがダエイの日本人に対する惜別のゴールだったような気がするのだ。
試合そのものは体調不調を押してまで来るべき試合では無かったので途中で激しく後悔したが、このPKシーンを見られただけでも良しとしたくなった。(まあ、こんな事言えるのも既に予選突破が決まっている試合だからという事もあるのだが。)
因みに僕はこのシーンを最後に身体が限界で席を立ってしまった。
そういえば帰りに来場者全員に非売品のジーコサイン入りチケットフォルダーをJFAは配っていた。一個あたりの原単価は安いのだろうが7万人近い数を用意するとなると相当の金額である。(原価100円としても700万!) これだけの金額、他に使い道があると思うのだが。
投稿者 bellwin : 2005年08月18日 10:57