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2005年09月18日

引き分けという名の敗戦

試合前、ふと空を見上げると夕焼けが見事だった。何か奇跡的なことが起こりそうな、そんな気分にさせてうれるくらい見事だった。しかしそれは思いこみに過ぎなかった。その日、奇跡どころか何も良いことは起こらなかった。

この日、湘南は京都に引き分けた事により、この日勝った山形との勝ち点差が11と広がった。これは、イコール昇格圏内である3位までの勝ち点差である。残り試合12で勝ち点差11。数字の上では可能だが、ほぼ不可能な数字に近い。よって試合後は多くのサポーターの頭の中に”終戦”の文字が浮かんだことだろう。少なくとも僕はそうだった。

内容は良かったと思う。新加入のゴーランはワンタッチを多用する攻撃センスもすばらしいが、その献身的な守備意識とボール奪取の成功率もこの日の湘南選手の中では際だっていた。彼を経由していくつものチャンスが生まれた。しかしついにはゴールネットを揺らすことは出来ず0-0の引き分け。首位相手によくやったという見方も出来るが、勝ち点3のみが欲しい今の時期では負けに等しい引き分けだった。この引き分けは今シーズンの終わりを意味する引き分けだった。

ただ、多くのサポーターが述べるように湘南サポの多くは今年の昇格をそれほどは望んでいなかったのではないか。僕自身、今の状態で昇格しても無理がありすぎる、と思っていた。

少ない予算、少ない観客、限られた選手の質、メインスポンサーを持たないクラブとしてのまだまだ弱い企業としての基盤。このままJ1に上がってもすぐに落ちるのは間違いがない。だからこそ今シーズンは少なくとも昇格争いに絡もう、と僕もシーズン当初(3/4)に書いた。その意味ではここまでの経過はまずまずのシーズン。大事なのはこれからの試合とオフシーズンをいかに来年につなげるかということ。でも、何故か今は悔しいのだが。

とは言え、まだ何が起きるか分からない。そして少しでも順位を上げるのも来年に向けての雰囲気作りには大事。だから、というわけではないが、来週は連休を利用して仙台へ行く。彼らも今シーズンが終わるか終わらないかの崖っぷち。相当のボルテージだろう。だからこそ行く。満員のサポーターが押し黙る光景なんて最高じゃないか?それがシーズンの終わりを告げる沈黙なら尚更だ。仙台よ、来年も一緒にJ2でやろうよ。

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何とも幻想的な良い空だった。

投稿者 bellwin : 2005年09月18日 09:47

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