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2005年09月25日

今年2度目の仙台

まあ、予想通りというか何というか、いとも簡単に湘南は敵地の仙台で負けた。
確か8試合連続くらいでこの地では勝っていない筈で、僕も今回で通算3回目の仙台スタジアムだが、勝ちはおろか得点したシーンさえ見たことが無いという、恐ろしく相性の悪いスタジアムである。


この結果、勝ち点差は山形が負けたために広がらなかったが、試合数は一つ減り、湘南はますます苦しくなり、逆に仙台は3位どころかがんばれば2位も見えて来た。

050925.jpg
この応援には恐れ入る。


だが、今、仙台は楽天イーグルス一色である。
どこに行ってもあのえんじ色のタペストリーが掲げられ、町中でも楽天の帽子を被った人が目立つ。駅では楽天イーグルスクッキーまであちこちで売っている。また、この日は宮城スタジアムで試合があったため、仙台駅でも同チームのユニフォームを来た人が目立った。(そういや、最近は野球でもユニフォームを着て応援や観戦をする人が目立つ。応援方法も含めサッカーの影響が強く感じられるのは面白い現象であるとは思うが複雑な気持ちもする)

翻ってベガルタ仙台の面影は少なくとも仙台駅周辺ではほとんど見られない。唯一、仙台スタジアムに行くための地下鉄では車両でのステッカーや試合を告知するポスターが見られる程度。露出の物量では圧倒的に負けていた。

この違いがどうしてあるのかは何となくは分かる。。確かに方や、ビリとはいえ立派なパリーグのプロ野球チーム、方や2部に3年間甘んじているプロサッカークラブ。そして方や、楽天という資本力のある親会社を持つチーム、方や親会社を待たず、毎年金銭的には圧倒的にかなわないサッカークラブ。そして何より金と権力を握る層の古くからある野球という競技への思い入れと新興のサッカーという競技への無関心。個人的には最後に上げた項目が僕はもっとも大きいと感じている。金と力さえあれば情報操作など簡単。それ故の楽天イーグルスの露出の多さとそれに操られる(=ブームに乗る)一般大衆と金儲け至上主義の輩達。愛知万博でも見られる良くあるパターンだ。

この結果は入場者数で最も如実に表れている。
この日の宮城スタジアムではほぼ満員の18321人に対して、仙台スタジアムは空席も目立つ14521人の入り。やはりこの露出の少なさ(プラスJ2というマイナーさ)がもろに動員数に影響を与えていることは間違いない。

ただ、である。
実はこれでもJ1への昇格を決めたあの2001年の平均(14011人)よりもこの日の観客数は多い。確かに再度ベガルタが2部に落ちてから年々その観客数は落ちているのだが(2003年:16,198人→2004年:15849人)、未だ、あの2001年よりも多いというのが驚きである。しかも先ほど上げたプロ野球チームという、この国ではもっとも人気のあるものが上陸したにもかかわらずである。楽天に比べ多くの権力層に(たぶん)協力が得られない中でこの数字はすばらしいものではないか。

正直、湘南は今年も昇格が苦しい。だからという訳ではないが、マスメディアや楽天という巨大資本等々に負けることなく、この観客動員とあの熱い応援を繰り広げるクラブこそ、いちサッカーファンとして、再度J1の舞台には立って欲しいとも思う。未だ、昭和を引きずる頭の固い年寄り(及び金儲けしか頭にない輩)どもが楽天というある意味落下傘チームに肩入れする街で、あのすばらしいスタジアムを再度常に満員の状態にして欲しい。

それにしても、あの圧倒的アウエイの雰囲気の中でふがいなく負けた事がいつにも増して悔しい。いや、ホント悔しい…。

投稿者 bellwin : 2005年09月25日 14:46

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