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2005年09月26日

40にして思う

一日遅れだが、昨日を以て僕は40歳になってしまった。これはまさに”なってしまった”という感覚が一番近く、「イヤ、それはマズイよ」と現状の自分と世の中的な40男のイメージとのギャップに大いに戸惑ってしまうのが本心である。

これは別に見た目がどうのこうでは無くて(見た目は既に腹も出ているしそれなりか…)人間的な問題であって、例えば神戸オーナー三木谷氏などはほぼ僕に年齢が近いが、事業にも成功し、チームを買って、試合も仕事の一環としてオーナー席なんぞでゆっくり観て、そんでもってチームの調子が悪ければ”リアルサカつく”にて選手を替えてみたりして、日々の中心は自らの事業であって、その道を自分の道で切り開くといった感じで、それはそれは立派な大人に見えてしまう。

方や僕はといえば、会社の事情なんぞに右往左往しつつで、給料アップや出世を狙うのはおろか、仕事そのものが年々面倒くさくなる一方なのに、週末の試合は体調悪くとも必ず行ったりして、でも調子の出ないチームにはせいぜい罵声を浴びせる事ぐらいしか出来ないくせに、このチームの勝ち負けで一週間の送り方も変わるという誠に情けない他人任せな人生だったりする、このギャップにあったりする。

イヤ、別に僕自身がオーナー席に座りたいとか、お金持ちとかになりたいとかでは無くて、世間では40歳の男ってあんな風にみられるんだろうな、というのと、いざ自分という40男の情けないほどの頼りなさに戸惑ってしまっているのであって、出来れば20代ぐらいにしてはくれませんか、と神様にお願いしたいくらいだ。ホント、地位も名誉もいりませんから、サッカーを観る余裕だけ僕に下さい、とお願いしたい。

何で、このような事を訥々と書くかと言えば、このホームページも元はと言えば「30'S ROAD TO FRANCE」というホームページ名だったからである。
そんな30代オヤジのサッカーライフを書いていこうと言う趣旨でつけた題名も今や捨てざるを得なくなってしまったほど時は経ってしまったことに、これもまた戸惑っていたりする。

40にして惑わずとは良く言ったもので、これは迷うからこそある格言なのだろう。理想と現実との隔離。世間の眼と自分の眼との乖離。それが如実に表れるのがこの年なのではないか。

しかし、そんな乖離を簡単に変えられないのもこの世代。
だから今は、大好きなチームの試合をスーツなんぞを着てメインで観るより、レプリカでゴール裏で観た方が数倍濃厚な時間を過ごせそうだし、愛読紙は日経新聞よりエルゴラッソのほうが遙かに人生が楽しそうだ、と自分を信じ込ませ、それを負け犬の遠吠えと言いたければ言え、と思っている。なんか投げやりだけど。

そういや、最近ユニコーンの「ヒゲとボイン」を良く聞くなぁ。この年になって気付いたがどうやら僕はボイン派だな、こりゃ。若い頃はヒゲ派だったのに。ああ、サッカーに出会わなければ(笑)。

投稿者 bellwin : 2005年09月26日 00:03

コメント

大台(失礼)、おめでとうごさいます。

ブログ移行前、確かこちらはサッカー関連書評が充実したサイトでしたよね? 自分は20代の頃にはじめてこちらを覗いて以来のlurkerですが、今や30代オヤジと相成りました(笑)。

私事でいろいろあって眠れない夜に、以前から感性も環境も結構似ているなと勝手に思っていた貴方が10歳近く年上であることを知り、自分も一人ではないぞと言うか、そんなにヘンな道を歩いてないぞと言うか、とにかく勇気付けられるような気がしました。

他はともかく、年齢の差は永遠に縮まりませんので、これからも人生のちょっと先を行く先輩のありようをこっそり覗かせていただきたいな、参考にさせていただきたいなと思います。

では、今後もこちらが着実に継続していかれることを願いつつ、10年後に再び、2度目の書き込みを出来ることを夢想しつつ、ついでながら湘南に幸運があることも祈りつつ。

投稿者 alurkerat2:20am : 2005年09月26日 02:24

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