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2006年06月21日

ドイツ滞在記5

湘南は今日も柏に負け、これで8連敗。日本がブラジルに勝つのと湘南が10連敗しないのとどっちが可能性が低いのだろうか。

さて、ドイツ紀行5日目である。
実質最終日の今日はミュンヘンのアリアンツアリーナに行く事になっていた。試合は18時からのチェニジア対サウジアラビア。コンテンツとしてはいまいちなマッチメークだが、スタジアムオタクの自分としてはあの色の変わるスタジアムに行くということの方が重要で、それだけのためにこの試合のチケットを手に入れた。

いつもの通り、朝、フランクフルト空港駅にホテルのシャトルバスにて向かう。既に5日目ともなると遅れがちなタイムスケジュールにも勘所が出来、比較的スムーズに空港駅に着く。何でも慣れなのだな。

今日はここからICEにて約4時間の列車の旅。いくら快適なドイツの高速列車とは言え、毎日のように乗り、その上今日の予定乗車予定時間4時間は長い。牧歌的で広々とした車窓からの景色も飽きてしまうし、座り心地の良い椅子でも腰は痛くなる。食事もソーセージを主体としたサンドウイッチは飽き、朝飯としての食欲はあまり無い。つまり何もせずに、ひたすら4時間を列車の中で過ごさねばならなかった。

その苦行の後、ミュンヘン中央駅に着く。ここから市内中心部はSバーンと呼ばれる近郊電車に乗り換え、中心部へ行く。そしてそこは既にチェニジア人に占領されていた。
マリエン広場というのがこのミュンヘンの中心部なのだが、そこは右を向いても左を向いても赤いチェニジアの国旗とそれにちなんだ赤いシャツを着た人ばかり。今回の旅行では見慣れた光景だが、それでもその興奮ぶりはこちらにも伝わる。民族大集会の趣きである。

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チェニジア人に占領されたミュンヘン、マリエン広場。

それを横目に僕らはミュンヘンに来たらココ、という酒飲み憧れのビアホール、ホーフブロイハウスを目指す。試合前に一杯引っかけよう(こちらではひっかけるという量では無いのだが)という趣旨である。

地図上では幾度か迷い、ようやく着いたそこは昼間からワールドカップ関連の観光客で一杯。おまけにチェニジア人がここでも騒いでいる。しかし聞いていた通り、これこそビアホールという作りには関心。早速席を取りビールを注文。普通サイズは1Lのジョッキなのだが、さすがに昼間にそれはきつく、ハーフサイズを注文。それでも日本で言う大ジョッキ並で、僕の女房はとても飲めないので、自動的に僕が余った分を飲む事になる。因みにドイツ人などは女性でも平気でこの1Lサイズを飲んでいた。そのためだろう、ドイツの男性はおろか、女性も老いも若きも基本は脂肪の付きすぎ、いわゆるデブばかり。若いへそだしネーチャンもデブなのだから見ているこちらとしてはやりきれない。そのお腹、しまいなさい!

さて、試合会場へは、この広場から更に地下鉄Uバーンで。これが大変な混みよう。何せドイツ人やチェニジア人、そしてサウジアラビア人なんぞは満員電車に乗ったことがないのだろう、ホームに人は溢れているのに、来る電車来る電車、中を詰めないで入口付近に大男がどっしり固まっているのでちっとも中に入っていけない。このままでは永遠にこのホームからは脱出出来そうにないので、日本の満員電車並につっこもうとするがこれまたこういう時につっこむという感覚がないドイツ人大型DFに阻まれ前に進めない。まあ、何とかそのうちに臨時の始発が来たおかげで乗れたのだが、あの時はその場の全員を日本に連れてきて朝の埼京線で鍛えたいと思った。

さて肝心のアリアンツアリーナだが、駅を降りると平原に降りたUFOのようにそこに建っていた。駅からは歩いて10分ほどの距離で、イメージとしては浦和御園駅から望む埼玉スタジアムを少し近くした感じというものか。

ただ、スタジアムの作りとしてはあまり感動はしなかった。確かにピッチは見やすいし、スケール感もある。但し、屋根が全面を覆っている訳でも無いのに何か閉塞感が強く、息が詰まる感じがするのである。僕は3階席の一番前というなかなか良い席だったのだが、それでも感動はなかった。何か、全体的にあまりに人工的な作りなので人の息が感じられない作りに思えてしまったのだ。

また、この試合だが実はこの試合は途中で帰ってしまった。それは試合がつまらないとかいう理由では無く、明日の帰国便が早く、そのためにはここを途中で抜け出し、ICEに乗らないとかなりきつくなるというのが事前のチェックでわかりやむなくそのような日程を組んだ。そして後半15分を過ぎた辺り、サウジの同点ゴールを見た直後にスタジアムを後にした。

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イマイチの感動でした。アリアンツアリーナ


ところが、だ。スタジアム外に出ると、僕らだけだろうと思った途中退出者がぞろぞろといる。いや、まるで試合が終わった後のようだ。どうやら皆この後にあるドイツ対ポーランドを自宅かパブリックビューイングで見たいドイツ人らしい。そういや試合中に関係のないドイツの応援まで始めていた輩もいた。ドイツ人もこのワールドカップで相当壊れているみたいである。

こうして後は明日の帰国を残すのみとなった今回のドイツ旅行だった。

投稿者 bellwin : 2006年06月21日 23:59