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2006年07月17日

HIDEと湘南

僕はベルマーレが”湘南”となる1年前、つまりは1部から2部へ降格が決定するシーズンからのサポーターなため、中田英寿氏(この”氏”に違和感が、笑)に対しては特別な想いは少ない。確かに、彼が在籍していた頃の試合は何試合もイチ観客として観てもいたし、”湘南”になってからのスポンサード(今も看板のスポンサー)には感謝しているが、やはり彼が在籍していた頃からの古株サポーター(今や数が少ない)の彼への想いに比べれば、その思い入れ度は少なく、かつていたイチ選手という想いしかない。

しかしヒデはどうも違うようだ。彼は確かにベルマーレになにがしらの強い想いを持っているのだろう。もしかしたら彼の帰りたかったところは、ローマでもロンドンでもニューヨークでもなく、平塚だったのかも知れない。HIDEがサッカーで唯一純粋になれるのはベルマーレだけなのかも知れない。そう思わせる企画が平塚であった。

この日(16日)、平塚で行われた湘南対山形戦の試合前、実はこっそりと中田英寿展が競技場外のテントで行われていた。彼の平塚時代の写真や当時掲載された雑誌と共に、彼の在籍していた全チームのユニフォーム(実際に着用していたもの)とドイツワールドカップ出場時の代表のユニフォーム(サイン入り)が展示されていたのだ。東京のどこかの展示場でやれば、もっと立派でしかも入場料も取れそうな企画だが、この日の展示は安っぽいテントでの展示でしかもタダなのだから、この辺がヒデのベルマーレへ対する想いというものが何となく伝わる。

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中田英寿展、展示会場!

僕も含め、彼のコマーシャリズムに乗りすぎた風潮はあまり好きになれなかったのだが、いつの時もベルマーレに対するものはその方程式に当てはまらないものだった。イチ選手としては過度とも言える長期に渡るスポンサー契約(一時期はユニ背中のスポンサーだった)などはその最たるものだが、その他にも離籍して何年も経つのに嫌いと言われるインタビューにチーム年鑑で応えたりもしている。そして今回の中田展。

もしかしたらいつかは湘南のコーチや監督、そして役員としてこのベルマーレに戻ってきてくれるのでは、と期待する古株サポーターは多い。それもこんなあまりにフランクなそして密接なベルマーレと彼との関係を目にするからかも知れない。

でも、彼ならそんな期待はどこえやらと、フラッと平塚競技場に試合を観に来ることがあるのでは、と僕は思っている。「単に好きだから、そんな大仰なものじゃないよ」とでお言いたげにスタジアムに来そうな気がする。その時は、こんなフランクな関係だから、いやだからこそ、周りのサポーターもイチ元選手として迎えてあげよう。それが彼のベルマーレへの愛情に対する湘南サポーターの返礼だろう。
中田英寿氏、湘南への長年のスポンサー貢献、本当にありがとう。

投稿者 bellwin : 2006年07月17日 09:34

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