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2006年08月29日

小笠原の移籍

またこの手の話題か、と思われる方がいらっしゃるかもしれないが、お許し頂きたい。どうにも理解できないのだ。

鹿島の小笠原がメッシーナに移籍したことについてである。

鹿島は現在、リーグ5位。辣腕で鳴らす新監督を高給で迎え、優勝を狙える位置に今現在いる。あと14試合、どうにか頑張れば、まだ優勝は見えてくる。だが、苦しいのは事実だ。勝ち点10の差を縮めるのは容易ではない。

そんな状況下であっさりとチームの中核、エースとも言える選手を手放すことにクラブは同意した。しかもよりによって柳沢を干しまくった(要は金欲しさの移籍)チームで、昨年18位であったにも関わらず、セリエA降格を外的要因(例の不正疑惑)によって免れた(と思われる)メッシーナに、だ。これでは優勝は諦めた、と言っているのも同じである。

確かに本人のモチベーション維持が鹿島では難しかったのかも知れない。チームも選手もマンネリにも陥っていたかも知れない。監督は仕方ない、と思っているのかも知れない。しかしチームは優勝争いをしている最中なのである。そして何よりサポーターは優勝することを望んでいるのだ。その優勝を勝ち取るために高名な監督を大枚はたいて呼んできたにも関わらず、エースをシーズン途中でホイホイと手放すなんて、なんて矛盾しているクラブなんだろうと思わざるを得ないではないか。僕には理解できない。

本気で優勝を狙っているのか分からない、鹿島の毎年のように起きる中心選手の海外移籍。いつか書いたようにそんなクラブにはサポーターもついてはいかない。これを書いたときは「鹿島はそれに気づいているから…」と書いたが、それはどうやら見当違いだったようだ。ここ数年の鹿島の観客減少と、選手の海外移籍をクラブが後押しするようになった時期が一致するのは偶然なのだろうか。そしてその頃から優勝出来ないのも偶然なのだろうか。

代表強化のために、個人の成長を願ってとんでもない条件で毎年のように選手を手放すなんて、独立採算を取りエンターテイメントを利潤追求の糧とする私企業が行う手段ではない。何かがおかしいよ、日本のクラブサッカーは。

投稿者 bellwin : 2006年08月29日 23:08

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