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2006年11月30日
アジア大会 対パキスタン戦
アジア大会 対パキスタン戦は、後半途中で見ながら寝てしまうほど楽勝ペースだったハズだが、気づくと1失点をしており、2失点目以降は眠気が飛んでしまった。怪しいジャッジと自らの疲労に苦しめられるというアジアの大会ではつきものの環境だったが(それでもピッチがましなだけまだ良かった)、それにしても最後の10分はいただけない。彼らには我彼のレベルの差を見せつけるためにも、どんな環境であろうと今少し試合をコントロールして欲しかった。正直、あの相手に「良く守りきった!」などと誉めることは出来ないし、試合後の彼らの表情からも全く納得いっていないのは見て取れ、何とも中途半端な勝利だったことだろう。
しかし、あの荒っぽいタックルを駆逐しない限り、アジアのレベルは上がらないのではないか。選手が何人壊されるか心配でもある。
投稿者 bellwin : 07:19 | コメント (0)
2006年11月26日
さて最終節
味の素スタジアムは変な客の入りだった。チケットは売り切れ。アウエイ側は”超”が付く満員状態。なのにホーム側はいつも以上に空席が目立つ。そして入場者数は41000人と緩衝地帯を考えるとフルハウス。これはどうもみてもホーム側を買わざるを得なかったレッズサポーターをもが大挙してアウエイゴール裏に向かった結果なのだろう。その証拠にゴール裏は1F通路はおろか2F通路までもが埋め尽くされ真っ赤だった。

いびつな席割り、味の素スタジアム
僕が座ったのはメインSS席という滅多に座ることのない席だったのだが、ここも赤い人たちが大挙来襲。
浦和が勝てない時代から応援している人にはこの日は晴れがましい日なのだろが、ここまで多いと部外者の僕からすれば、東京を応援したくなるのは人情ってヤツ。味スタはドアツードアで40分かからないしね。また、両サポーターの人数均衡がこうも崩れてしまうと、思い描いていたかつての首都圏ダービーの趣きも損ねてしまい、出来れば今少し東京側には頑張って欲しかった。
また、飛田給駅からスタジアム、そしてスタジアム内までも警官の姿の多さには少しビックリ。ここまで多いのも最近の試合では見たことなく、何となく(理由はないがイメージで)ダービーらしかった。ただ、大きなトラブルはなかったようで黄色いメガホン(何故か皆さん持参)を手にまさに”手持ちぶたさ”の様子だった。
さて、試合はレッズが堅かった、の一言。東京も三浦文丈さんが引退ということで燃えたんだろうが、それにしてもレッズの両サイドがズタズタ。さすがにセンターは固いが、あそこまで石川・戸田の両サイドにやられると、良く持ったな、とDF陣を誉めたくなる。
試合後、ガンバが勝ったと場内アナウンスがあったときのFC東京サポの嬌声はまるで勝ったかのようで思わず失笑。ホントにFCの皆さんは浦和が嫌いなんだね、と思わず納得しました。

緩衝地帯に警備員と警察官の二重人垣!
しかしまだレッズが有利な事は間違いがない。直接対決とはいえ、0-3で負けなければ良いなんて普通は”楽勝”だと思うのだが‥次週どうなるか。
因みに横浜FCの昇格に湘南がサポートしてしまったようでまた近場のアウエイ遠征が無くなった‥。来週は直接対決で柏の自動昇格を阻止せねば。これ以上のアウエイ貧乏はごめんである。
投稿者 bellwin : 18:39 | コメント (0)
2006年11月24日
レッズの優勝か?
しかし、ガンバは運が悪い。この後に及んで降格へ首の皮一枚状態の福岡とアウエイ対戦とは。この状態で博多の森球技場が満員であるならば、アビスパはいつもにも増して必死だったろう。ガンバは今シーズン優勝を逃してもまだ2位になりACL出場権という栄誉も手に出来る、方や福岡はまさに落ちたらおしまい、何も良いことのない悪夢の再降格、という状態であろうから、同じ崖っぷちでもその置かれたものの微妙な差が、戦力の大きく違う両チームの対戦を価勝ち点1を分け合うというこの結果に表れたとも言える。しかも次週はまたこれが負けはおろか引き分けても終わりの京都が相手。ガンバは運が無い。
川崎はまだ優勝には無理がある。なんとなく場の雰囲気がそう思わせる。選手も監督もクラブも、そしてサポーターも本気で優勝を狙っていたのだろうか。もちろん優勝を狙うのは当たり前だろうが、「優勝が悲願」というシーズンでは無かったハズだ。その意味で来シーズンは「優勝が悲願」に為りうる年でもあり、その一歩としてあと2試合は落とせないハズだ。
そして、浦和レッズ。ワシントンがPK2発ハズしたのは、さすがワシントンといえども優勝は重いのか、と感じさせたが、後半の2点は逆の意味でさすがワシントン、だった。2回目のPKでも何のためらいもなくペナルティアークに向かい、しかも同じ方向に蹴る。更にこれをハズしても後半にはきっちり点を取る。世界のストライカーとはかくあるべし、と思わせ、日本人FWとの違いを感じさせた。我々に世界はまだ遠い。
この状況を考えると、日曜の東京対浦和@味スタは浦和のまさに「悲願の初優勝」が決まるかも知れない非常に大事な試合である。タダでさえいつも異様な雰囲気のこの首都圏ダービー、当日はきっと優勝を賭けたチームとそれを意地でも阻止したいライバルチームとの戦いは壮絶になるものと期待できる。何より両方のサポーターがお互いに意地を見せ合う素晴らしい雰囲気にしてくれるだろう。幸いにしてこの試合のチケットを何とか手に入れることが出来た。この雰囲気を堪能してこようと思う。日曜が待ち遠しい。
投稿者 bellwin : 10:17 | コメント (0)
2006年11月21日
この時期に日韓戦を行う協会を容認して良いのだろうか?
元来、全く行く気が無かったU-21代表戦、タダ券が回って来た(及び少し暖かかった)ので国立に対韓国戦を見に行ってきた。
頂いたチケットはカテゴリー2。バックスタンドの下段、センターライン辺りで、フル代表はもちろんの事、Jでもあまり座ったことのない良席。見ると周りはタダ券で来たとおぼしき雰囲気の方が満載で、何故か同カテゴリーのバックスタンド方がゴール裏より混んでいるという、通常の試合ではあり得ない不思議な現象が見られたりもした。

アウエイ側ゴール裏。巨大な緩衝地帯。
さて、試合だが、4-2-3-1もしくは4-3-2-1という日本の布陣。このシステムだとワントップのヒラヤマ君がキーなのだが、案の定ボールの収まりが悪く、ここをポイントにしての攻撃が組み立てられない。ヒラヤマ君はどうも信頼もされていないのか、彼にボールが渡った時の周囲の飛び出しも少なく、また動き出しも遅く、どうも彼のワントップは不発気味であった。
更にこの日は面白いようにサイドから崩せたのだが、やはりワントップでは中の人が足りないため、効果的にシュートまで持って行けない。(この日の韓国はレギュラー組が抜けているためか正直強さは感じなかった) 実際、カレンを入れて2トップ気味にしてからは相手のゴール前でのマークが混乱し始め、攻撃が活性化し、日本は多彩な攻めが繰り広げられるようになり、その結果が水野のクロスからのゴールである。
僕はワントップの場合は絶対的なFWが必要だと思うのだが、今のところヒラヤマ君は日本伝統の”単なる電柱”状態である。反町監督はこのシステムで当分行くようだが、ヒラヤマ君の覚醒が先か、反町監督の堪忍袋が切れるのか先か、このチームのシステムはなかなかに興味深い。
さて、僕はそんな試合内容より大いに疑問に思う事がある。それは、この時期にこの試合を行う事への疑問だ。
折しもリーグは優勝と残留の両争いが激しい時期。しかもこの1週間は土・木・日とシーズンも深まっての正念場の3連戦である。そこへ、多くの選手がクラブでも大事な位置を任されつつあるUー21クラスの代表戦を入れ込むのは如何なのだろうか。実際、今日試合に出ていた多くの選手は明後日Jリーグの試合があり、またそこから中2日での試合をこなさねばならない。まさに殺人的なスケジュール。
まさか、協会はこれらの選手に木曜日の試合は休ませることを念頭に置いてマッチメイクしたのだろうか。それであればまさにJの軽視であり、我々サッカーファンへの冒涜に他ならない。優勝・残留が懸かったクラブとサポーターににとってはとんでもない時期での代表強化試合と言う名の単なる親善試合である。
そして、この日は選手も怪我せず無事に終わればまだ良かったのだろうが、この試合では恐れていた事が起きてしまった。中村北斗選手の負傷退場。大事に至らなければ良いが、あの様子だと少し長引きそうな雰囲気だった。彼は今や福岡にとっては無くてはならない中心選手であり、その福岡はご存じの通り残留争いのまっただ中。協会は福岡になんと詫びを入れるのだろうか。そして福岡は彼の不在が現実的になり、それが原因で落ちたとしても協会に対し文句の一つもいわないのだろうか?それでサポーターは納得するのだろうか?
僕はJリーグがラスト3試合のこの時期に強化試合を行う協会の意図が全く分からないし、それに従順に選手を出してしまう各クラブの神経はもっと分からない。何度も書くが、Jのクラブはもはや代表強化のためにあるのではない。その地域のためにあるのだ。落ちたときに泣くのはその地域のサポーターなのである。
協会のJ軽視の姿勢はもはや容認出来ない。
投稿者 bellwin : 22:49 | コメント (0)
2006年11月19日
サッカーJ+
サッカーJプレスが17日に発売してました。680円。地域によっては地元クラブの特製ステッカーがついていますが、はっきり言ってイマイチの品。あまり気にせず買うが吉。ムックなので新刊情報にも掲載。
投稿者 bellwin : 22:00 | コメント (0)
2006年11月18日
また同じ事の繰り返し
「強化部長不信任云々」の幕が愛媛戦の試合前と試合後に出ていたが、彼一人代えても何も変わらない。そんな生やさしいものじゃないと思う、今の湘南の酷さは。まるで悪夢をみているようだ。
何より、大きな問題が「湘南ベルマーレ」という会社にあるのだと思う。それは地域もサポーターも含めても良いかもしれないが、それ以上にクラブ内部が全くうまくいっていないのだろう。世間では良くある話だ。
そうでなきゃ、年間7億弱というJ2では比較的恵まれた予算を持つにも関わらず、毎年同じような低迷を繰り返すハズがないじゃないか。それも世間では道理だ。
そして、そうとでも考えないと、あの選手の手抜き加減と、勝つという意思の感じられない先発メンバー構成は説明できない。何故に中町はいつもピッチ上で歩いてばかりなのか、何故に結果の出ないフラビオはいつも出てくるのか。ここ数試合、ベンチスタートの佐藤祐介は既に他チームへの移籍が前提なのか。疑問だらけだ。
とてもじゃないが、今日の愛媛戦を見てアウエイにまで応援しに行く気力は失せた。正直ホーム最終戦も考えてしまう。だが、酷いシーズンはまだ続いている。これが一番重要で最悪な事実である。まだまだ悪夢は続くのだ。
投稿者 bellwin : 23:54 | コメント (0)
2006年11月17日
いつもの週末はまたやってくる
早いものでもう週末の愛媛戦である。まあ、他人にはどーでも良い対戦だが僕にとってもどーでもいいような良くないような対戦でもある。やるからには駆けつけるが、さすがにその翌週のアウエイ2連戦(仙台・神戸)は行かないと思う。たぶん。
先週の九州遠征は遙か彼方の気分なのだが、ともかく収穫は博多鈍多苦Ⅱさんにお会い出来たこと。楽しい夜でした。ありがとうございました。
博多の森球技場は相変わらず見やすいスタジアムだが、バックスタンド裏の屋台も豊富な食材で迎えてくれ、おまけにゴール裏以外は屋根もあるので、雨が降り、寒かった環境でも快適に過ごすことが出来た。
鳥栖で前に書いたように最後に気分悪っ!なことがあったが、それを除けばスタジアム環境は申し分無く、来た甲斐があった…、って負けたんだよね、湘南。既に試合の事は忘れたい事に脳内ではなっているらしい。
ともかくあっという間に週末がやってきた。先週の悪夢も忘れて、ついでに仕事の事も忘れて、いそいそとマフラー巻いてスタジアムに向かう。こんな単純な事がああ楽し。
投稿者 bellwin : 23:23 | コメント (0)
2006年11月15日
TSUNAMI
家に帰ってからさて、対サウジ戦でも見ようかと、録画したBSの中継を見ていたら突然「ピピピピ」という共に日本地図の絵が示された時の心境=「えっ?なに?」
ともかく津波警報が我那覇の3点目の後で良かったと胸をなで下ろす僕です。
確かに今日の代表は良かった。細かい点を除けばだいぶ進化した気がする。特に2点目は解説の山本さんもおっしゃっていたけどパーフェクトの得点。あれこそオシムサッカー。3点目もしかり。ゴール前で加地が70Mも走り込んで来てつぶれ役になるなんて、良い悪いは別にしてジーコのサッカーでは考えられなかった。
でもこれでまたジーコ時代と同じ問題が起こる気もする。
調子の良かった国内組をハズしてまで海外組を入れるか否か、という問題。果たして中村憲剛ハズして中村俊輔を入れるのは今の状態では如何だろうか。それによってチームバランスがあらゆる意味で狂う気がする。鈴木啓太や今野・阿部をハズして稲本入れるのも同様だと思うのだが。
さて、来年、オシムはどうするのだろうか。良い形まで持ってきた今日の代表を見るにつけ、以前の二の舞だけは避けたい、と思うのである。
投稿者 bellwin : 23:31 | コメント (0)
2006年11月13日
J's サッカー
「J'sサッカー」という名のサッカー誌が創刊された。
いや、創刊というより来年3月に創刊される雑誌のプレ号(本格発売される前に市場動向などを見極めるための号)なのだが、その名の通りJリーグ専門誌。
なにやら「サッカーJプラス」と被るジャンルだが、Jリーグ専門誌が出ることは、僕らサポーターにとっては嬉しい限り。まだ未熟なマーケットに向けて発刊を決意した出版元と企画者・編集者には感謝。
内容はプレ号ということもありまだ手探り状態のようだが、何よりサポーター目線の記事が多いのが好感が持てる。是非本創刊はこの路線でよりグレードアップして頑張って欲しい。
出版元はニューズ出版。値段は680円。表紙は播戸・田中達也・中村憲剛の3人。雑誌です。
投稿者 bellwin : 23:49 | コメント (0)
2006年11月12日
鳥栖2万人作戦

次々と詰めかけるお客さんを見て張り切るウイントス君。
鳥栖スタジアムは何だか、小学生の作文か何かをきっかけにスタジアムを2万人で満員に、というキャンペーンを、この湘南戦でやっていた。その結果、鳥栖駅では過去では考えられない程の人が降り、スタジアムには考えられない程の人が詰めかけ、何だかサッカーというより野球と同じ感覚で見に来た人が多いのか、試合開始後も続々とお客さんが来場し、試合中も食い物を買いに求める客で裏のコンコースは満員状態。
それはいい。
だが、そんなキャンペーンをやるのなら、もっとしっかりとした運営をして欲しい。アウエイしか応援出来ないはずのゴール裏に、緩衝地帯も作らずに、次々と来るお客を入れるのは如何なものか。結果、試合後にたぶんタダ券か何かで初めてサッカー場に来たのだろう暇なチンピラに、湘南の若いコアサポが絡まれる羽目になったのはどう責任を取るのか。彼らが我慢していたので大事にはならなかったが、負けた直後にああいうことに遭遇したら、普通どうなるのか運営側は分かっていたのだろうか。僕は側で見ていただけだが、何だかとても胸くそが悪くなった。
時間があったらこの九州遠征のことを次回再度書きます。

満員の鳥栖スタジアム
投稿者 bellwin : 23:08 | コメント (0)
2006年11月10日
バタバタ
仕事の都合で1泊2日で沖縄に行き、先ほど帰京した。で、明日からは九州。本来ならば沖縄から福岡に入ったほうが合理的なのだろうが、いろいろな都合でそうもいかず一旦東京へ戻らざるを得なかった。そしてまた朝ここ羽田空港まで来る労力を考えたら面倒くさくなったので、何故か今は羽田近くのホテルに滞在中。全く余計な出費ばかりが増えて、ますます僕の財布は細るばかり。
ということで明日は博多で福岡対広島、明後日は鳥栖で鳥栖対湘南という予定を組んでサッカー三昧をしてこようと思う。たぶんこれが今年最後のアウエイ遠征。勝敗はもちろん大事だが、博多の森と鳥栖という九州を代表する専用スタジアムを堪能したい。
それにしてもなんかバタバタ。ホントはU19の事とか、U22の件とかも書きたいのだが、こんな日程では情勢を追いかけるのだけでも結構大変。ともかく今は目の前の事。では行ってきます。
投稿者 bellwin : 23:37 | コメント (0)
2006年11月05日
天皇杯4回戦対ガンバ戦
結果から言えば順当なところだろう。内容に関しても点差以上の開きがあった。前半の最後で同点ゴールを防げればあるいは勝てたかも、は、たぶん無い。しかし、湘南の選手はその差を縮めようと必死に戦っていたのは分かった。それでも、J王者はやはり強かった。
朝6:39分新横浜発の新幹線に乗り京都へ向かう。こんなに早くに乗り込む、そしてその行き先が新大阪でないのは、京都の1DAYパックが安く、新大阪行きの同様の商品は無く、尚かつ行きの列車が早朝便に限定されていたためである。当家の金庫はすっからかんなのに来週も九州遠征があるための苦肉の策。どっちか止めれば良いのだが、それが出来ればもっとまとまな人生を送れているハズ。
朝8:40にはもう京都に着く。少し時間があるため大急ぎで嵐山を散策することにした。天竜寺の庭園は最近日本庭園に癒される僕としては一度見たかった庭なので真っ先にそこを訪れた。しかし、境内は早朝にも関わらず紅葉シーズン(実際はまだ中途半端な色づきだった)ということもあり、ディズニーランド並の人出。そのため、この素晴らしい庭をあまり落ち着いては鑑賞出来なかったのだが、そのたたずまいはかつての日本人の美意識の高さを改めて感じさせるものであり、ただただ素晴らしい。特に緒堂の広間から見るアングルがベスト。まるで究極の一枚の絵がそこにあるようなのである。
しかし、我が民族は、いつのまにこの余裕ある素晴らしい文化を創造できなくなり、そして、いつからこの美意識に自負を持てない民族になってしまったのであろう。少し嘆く。
その後は、嵐山→桂→茨木→南茨木→万博記念公園駅と阪急とモノレールを乗り継ぎ、1時間前に現地に着く。公園駅では数多くの人が降りるので、「これは満員か?」と思ったがさにあらずで、どうやら大半は万博公園に行く人で、競技場まで行くと、その周囲は試合前とは思えないのんびーりとした空気が流れていたのだった。実際入場者数も3000~4000人くらいだったろう。スタジアム内もいつものリーグ戦とは違う間延びした雰囲気だった。平塚競技場で言えば天皇杯3回戦の雰囲気だと言えば湘南サポには分かってもらえるだろう。どうせ注目されていない湘南相手の天皇杯ですよっ!
そんな雰囲気とは対照的に湘南サポーターは結構来ており、目数で200人程度はいた。こっちは結構気合い入りまくりで、試合前から絶対数では多いガンバサポを声でも凌駕する勢い。そりゃそうだ、相手はJチャンピオンなのだから、こんな機会滅多に無い。

試合開始30分前、湘南サポーターコア付近の様子。
しかし、ここ万博は4年ぶりに訪れたが、相変わらず酷いスタジアムである。ゴール裏は芝生からコンクリートになったが、そんなのは些細な事で、どこを見てもとてもJチャンピオンのホームグランドとは思えない代物。タダの公共物。しかもその建築には美意識のかけらも無い。先に訪れた天竜寺を建てたのと同じ民族が作ったとはとても思えない。”意識”が無いのである。個人的にはかなり嘆く。
天皇杯独特ののんびりした入場の後、試合開始。試合はまずはガンバペース。というか、彼我の差がすぐに出る。とにかくうまい、早い、的確。あっという間にゴール前に釘付け。特にガンバの左サイド家長からの攻撃は驚異で、対面の村山も全く歯が立たずに抜かれまくり。村山は相変わらずポジショニングがアバウトのため、易々とガンバのこのサイドからの攻撃を許してしまう。また、ガンバの攻撃時の連携に湘南DF陣はついて行くのがやっとで、3人目の動き出しを絡まされるともうどうにも止まらない。播戸なんか楽々とゴール前まで進入する始末。相手のシュートミス(特に家長がいつの間にかゴール前に入ってきて放ったシュートはやばかった。正直僕もいつ家長がそこに進入していたのか気づかないほどの素晴らしい動きだったのだ。そう、この試合はワールドカップの日本対ブラジルを思わせるものだった。もちろん日本役は湘南ね。
こんな圧倒的劣勢の中、この日はボランチの北島の出来が特筆モノ。ボールへの寄せが早く、二川や橋本などから次々とおボールを奪う。この寄せに徐々に回りも呼応し始め、中盤のつぶし合いは少しずつペースを掴む。いや、既にここからペース全開フルスロットル状態。確かに全開しなければこんな相手には対抗出来るわけも無く、このフルスロットル状態から湘南にもいくつかチャンスが生まれはじめたのだ。
その一つがあの石原のゴール。正直どうやって決まったかはゴール裏真反対での出来事でもあり、その瞬間興奮しすぎたためすっかり忘れたのだが、カウンター気味にボールを運び、最後は誰か(確か横山?)からの左斜めへのパスを石原が冷静にゴール右隅に流し込んだという感じだった。(違ったらごめんなさい)とにかく先制。ワッショイワッショイ。
しかし基本的に彼らは一枚も2枚も上だった。そして僕らのチームには経験が少なすぎた。前半終了間際、あとワンプレーかツープレイというときに、GKの植村はキャッチしたボールを何故か急いでリリースするという落ち着きの無さをみせ、その次のプレーでは、タッチラインに出たボールを村山がすぐに投げ入れてしまう。ゴール裏からは盛んにゆっくりでいい!という声を投げかけるのだが、全く選手には届かず。結果的に村山の投げ入れたボールが相手にあっさり奪われ、二川の個人技でゴールを奪われる。そしてその瞬間、ハーフタイムの笛が鳴った。ゴール裏は「だからー!」という雰囲気と声で覆われる。こんなところまで対ブラジル戦と一緒。あの悪夢が蘇る。
ハーフタイムを嫌な気持ちで過ぎし、後半へ。後半も一進一退の攻防が続くが、明らかに湘南の疲弊が目立つようになる。しかも相手は少し足を痛めた播戸に替わりマグノアウベス!を投入。一気加勢にガンバは攻め出す。
湘南も何とか堪え、隙を狙ってカウンターに打って出るが、そこには最後の壁シジクレイがいた。前半からそうなのだが、上げるクロスがことごとくシジクレイの頭にぴったりといってしまう。シジクレイのポジショニングの良さなのだろう。後半は、前半と違って村山がこのままでは来期はない!とでも思ったのかサイドラインを駆け上がり、湘南は両サイドからの攻撃を繰り出すが、まさに壁。どうしても彼にはじき返されてしまうのだ。また、宮本もさすが代表元キャプテンで、ポジショニングと読みは一流。このシジクレイの強さと宮本のクレバーさで、疲れた湘南には最後の一線がどんどん遠くなっていった。
そして逆転ゴールを35分に喰らう。一度は植村が弾くのだが、そのこぼれ球を家長に押し込まれる。うーん。あと10分。しかも湘南のFWは疲れ果てた横山に替わりに取り柄の見つからないフラビオを入れていた。あ、一つ取り柄はあって、その身長はシジクレイよりも高いということ。それだけ、だったけど。
そしてタイムアップ。端から見た場合、終わってみればきっちり順当にガンバが勝っていたという試合だったと思うが、湘南にとってはこの試合の選手のがんばりは、普段イライラさせられる事が多いサポーターとしては少しは嬉しい。ただ、結果だけが付いてこなかったが、あの前半終了間際の稚雑さをみればそれはたぶんあり得ないこと。どんなに離しても付いてくる、そして抜いてくる。それがチャンピオンというものなのだろう。
残り少ないシーズンを今日のような気持ちで戦えばきっと結果はついて来るとは簡単に言えるが、だけどそれが出来ればJ2でももっと良い順位にいるし、人間そう単純じゃ無いのも分かっているつもり。分かってはいるがあえて言いたい。難しいとは思う、が、少なくとも僕の行く次週のアウエイでの鳥栖戦は同じ気持ちで戦って欲しい。こんな何にも希望のないアウエイにも行く我ら夫婦のようなサポーターはいるのだから。我が儘な気持ちなのは分かっている。でもそう言わずにはいられない。その希望を抱いているからこそ重い足を京都へ、そして東京へ戻る事に費やせたのだから。
投稿者 bellwin : 09:02
2006年11月03日
ナビスコ決勝
今年もナビスコ決勝の日がやってきた。今年は鹿島対千葉。10冠か連覇か、とJリーグは煽っているが、ポゼッションか走るサッカーか、と代表の新旧監督の嗜好対決と見た方が面白いかも知れない。
スタジアムの最寄り駅、千駄ヶ谷駅には11時に着く。もはや風物詩だが、入場を待つ長い列に並び、約50分かけてスタジアムに入る。僕の席はアウエイ側(ジェフ側)の自由席。バックスタンド上段に席を取ることが出来た。

定番のシマシマを国立で出来るぐらいにサポーターが増えたジェフ。
しかしジェフのサポーターは増えたものだ。去年の決勝はゴール裏が黄色一色になっただけで感慨深かったが、今年はバックスタンドも半分は黄色一色。いやむしろジェフのサポーターの方がアントラーズに比べ多いかも知れない。しかも女性が増えた。以前はあの「オートウエーブ」の黄色いシャツを喜んで来ている女性が大量にいるなんていう光景は考えられなかった。
試合は僕はどちらかと言えば鹿島ペースだったと思う。ジェフは慎重なのか、いつもの追い越す攻撃が見られない。攻撃はしているというよりさせられている、という感じだった。但しジェフの戻りの早さはさすがで鹿島も完全にジェフを崩してゴール前まで行くというシーンは少なく、この2チームにしては慎重な前半だった。

今年は”紺”と10冠への願い星。鹿島サポーター
後半は鹿島のペース。だが、やはりジェフの運動量が落ちない。ギリギリのところはDF陣が帰陣し事なきを得る。少しずつジェフにペースが移り、いつもの運動量豊富な怒濤の攻めが始まる。そして35分過ぎに、ついにダムが決壊したかのような水野の右からのシュート。そしてコーナーからの阿部のヘッド。
両ゴールにより試合は決まった。
試合中、印象的だったのがアントラーズ深井の豊富な運動量。ポゼッションを標榜する鹿島の中では異分子かと思うほどの善戦からのチェイシングとサイドへの飛び出し。彼は鹿島より千葉の方が合うと思ったのは僕だけだろうか。
そして試合後に印象的だったのは鹿島の野沢。試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチから一歩も動けず、センターサークルでの挨拶時にも一人たたずむばかり。準優勝授与式時にはチームのスタッフから促され最後尾からやっと参加するが明らかに泣いている様子。そして表彰が終わり、アントラーズサポーターの前に報告に行く際には、最後まで残り、サポーターに感謝とわびを入れ、最後は深々とスタンドに向かって頭を下げ一人国立を去った。彼はたぶん我々が思っている以上に思いモノを背負ってこの日に挑んだのだろう。僕はかつて、やはりこの大会の決勝で同じような涙を流した選手を知っている。若き日の鹿島アントラーズの8番、小笠原である。
さて、明日、僕は朝6時39分の新幹線に乗って大阪に向かう。天皇杯4回戦、対ガンバ大阪@万博競技場に行くためである。実は今シーズンで一番ワクワクする対戦である。負けても良い。僕らの記憶に残る試合をJリーグチャンピオンを相手にして欲しい。願うはそれだけである。