2007年03月29日
10年バブルを経た今
結局、U-22のシリア戦は行けず。
いや、正確に言うと、行こうと思えば行けたのだが、仕事の事でアレヤこれやとバタバタしたことがあり、憂さ晴らしと懇親を込めて同僚と呑みに行ってしまった次第。一生懸命がんばっていた(良い内容だったらしいデスネ)若人には申し訳ないが、おじさんたちもいろいろと大変なのは理解して欲しい(笑)。
それにしてもこの試合、前売りが1万枚ぐらしか売れてなかったとの事で、それに慌てたJFAの、事前告知周知作戦は、何かなりふり構わず状態で、その慌てっぷりが妙に可笑しかった。J's Goalにまであんなに選手紹介やら試合告知やらを載せるなど、「何だかなあ」状態で、「使えるものは何でも使えぇ!」と部下に叫んでいる川渕サンの顔が目に浮かぶようだった。
そもそも4チームリーグ戦形式で、上位2チームが次のラウンドに抜けられる、しかもその2チームは日本とシリアでテッパン、とくれば、いくらクレイジーなサッカーフリークでも、平日夜においそれとは国立には足を運ばない。特に自由に使える時間と金に限度があり、なおかつ家庭や諸々の事情で”サッカーを観に行く”という行為に制限が加えられてしまう大人のサッカーフリークなら、そのサッカータイム&マネーは別の試合に振り向けよう、と考えるだろう。テッパン試合に何万人も集まる方が不思議だ。(それでも1万8千人あまり来たのだからまずまず?)
最近の代表系の試合も余程の好条件(休みの日とか)及び好シチュエーション(W杯最終予選とか)でないとチケットは売り切れない。我々から見るとかつてのチケット入手狂想曲に振り回されなくなっただけ、この現象はありがたいのだが、協会的には、またサッカー界的には”人気が無くなる”というのはマズイこと(=金が集まらなくなる=強化費用が減る=サッカーが衰退する)であろうし、僕としても日本サッカーそのものが衰退してしまったら大いに困る。
とはいえ、ここ10年の代表人気はまさにバブル状態で、こんなものは永遠に続くものではないだろう、と誰もが思っていたハズ。そして今や日本サッカーは、そのバブルの10年を経て、ソフトランディング(人気の凋落の底を打たせる)をすべき時期なのだろうと感じる。これがうまくソフトランディングできなければ、不況状態に陥ってしまうのだろが、僕は結構楽観的。何故なら、4年に一度のワールドカップがある。その予選は(今までと同等であるかはどうかはわからないが)その度ごとに注目を集めるだろう。楽観的かも知れないが、日本人はあの麻薬的なジェットコースター気分を味わってしまったのだ。たぶん、だから大丈夫。
しかし川渕サンも、視聴率が出なかったり、前売りが売れなかったりすると、それを選手のせい(ピチピチ感って何だ、笑)にしたりするけど、それはどうだろう。今の代表やU-22が以前の代表達に比べひたむきさが少ないとは個人的には思えないのだが。ただ変化があるとすれば、それは、時代を経て見ている僕ら観客の目線や感情が変わったことだと思うのだが、皆さんはいかが思うだろうか。
投稿者 bellwin : 2007年03月29日 09:11