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2007年03月23日

侍魂

明日は久々に代表の試合を横浜に見に行く予定。この試合、ほぼ現在考え得るベストメンバーが揃った事で、初めてオシム監督の考えとファーストチョイスが判明するかもと、個人的には期待している。果たしてオシムは俊輔をどう評価しているのか、彼がファーストチョイスの場合、憲剛と遠藤の立場と心境は?不調の巻と高原を組ますのか、また若手の登用はあるのか等々興味は尽きないのだ。

ところで今回は上でも触れだが、高原と俊輔が初めて選ばれている。僕もこの選択には異論はない。問題なのはそれに対するマスコミのその報道ぶりで、相変わらず必要以上の海外組持ち上げ路線は変わっていない事を感じ、その成長の無さにがっかり。テレビのニュースやスポーツ新聞をみると彼等の事しか分からないのだ。これではまるでチームタカ&ナカである。しかも天下のNHKまで同様の傾向だからもう開いた口もふさがらない。

オシム監督も同じことを思ったのか、前回ワールドカップの反省の色もないマスメディアに対して、このコメントは強烈であり拍手喝采。たとえそれがメディアに対する幻惑作戦のひとつだとしても、だ。

そういえば明日からは野球のパ・リーグも始まるというのに、このNHKときたら野球ニュースはMLBの事(と、いうよりそこに所属する日本人の事)ばかりを報道しており、国内野球の情報は二の次。いや、野球というスポーツより個人のご機嫌を報道しているだけの”公器”に成り下がっている。こんな状態では果たしてこれが公共放送のある意義何だろうかと不思議に思えてこないほうがおかしい。たぶんNHKテレビしかみないおじいちゃんやおばあちゃんはMLBが日本でやっている野球だと思うに違いない。そしてその多くの人は国内プロ野球の開幕が間近であることすら知らないのではないだろうかと、他人事ながら心配になってしまうのだ。あれほどまでの騒ぎっぷりはいくら地上波独占放送権を持っているとはいえやりすぎだろう。そもそも何人ものキャスターをわざわざ遠いフロリダの地まで大リーグキャンプを追っかけて行かせるために、僕は高い視聴料をまじめに払っている訳ではない。

しかし、こうまで"海外で活躍する日本人"を偏愛するスポーツニュース、いやそんなニュースを求めてしまう国はもの凄い外国人コンプレックス持ちなのだろう、と自戒をこめて改めて悲しくなるばかりである。いまだギムミーチョコレートの世界から、抜け出していないのかも知れない。かつて維新前の侍がアメリカに渡った時に、当地でシチューを飲み、「味噌汁のほうが遥かにうまい」と言い放ったと伝えられているが、この逸話と今の海外ものありがたや報道を比べると、かの時代の方が己に余程自身があったと思う今日この頃である。

侍魂とやらはどこへいったのだ?

投稿者 bellwin : 2007年03月23日 22:27

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