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2007年04月30日

現実を目の前にして

070429湘南対山形.jpg
フラッグの向こうに見えるは夕闇に佇む富士山。

完敗だった。
試合後もエンドレスで響く”vamos shonan”の歌声がその悔しさを表す。松本が泣いていた。その涙が次の試合への糧となるを信じたい。山形は強かった。

試合前、サポーターの誰かが言う。
「新しい大宮スタジアム、行きたかったなあ。せっかく落っこちて来そうなのに」
それに別の誰かが答える。
「三沢も近くてイイんだけどな。あそこも来年はJ2だろうし」

明らかに4連勝という状況に浮かれている。しかしそれに笑ってしまった僕も浮かれていた。

この日のスタンドはゴールデンウイークということもあり、バックスタンドの7ゲートもメインの1ゲートも満員。驚いたのは山形側もかなり埋まっていたこと。連休中でこちらもチームの好調なこともあり数多く山形から来たのであろう。試合はそんな遠路はるばる来た山形サポを喜ばす結果となる。

湘南と山形は、どちらも前からプレスをかけ、中盤で奪い、鋭いカウンターでゴール前に迫るという、どちらかというとリアクションサッカーといえる似たようなチームだが、この日は明らかに山形の方が動きが良い。湘南は連戦の疲れもあり(これは相手も同じで言い訳にはならない)相手の鋭いプレッシングになす術を持たない。その早いチェックに慌てて単純なミスを繰り返しリズムを崩し始める。

そんな状況で山形に1点目が入る。単純な縦パスを山形のFW北村と湘南DFの松本?が、走りながら競り合う。状況的には北村が有利な状況。そこでGKが一旦出掛かり躊躇してしまい中途半端なポジショニングで被弾。明らかにGK金の判断ミス。結果的にこの1点がこの日の試合を決めてしまった。

その後も湘南には単純なミスが目立つ。加藤望は連戦の疲れがありありでその年齢から言ってもそれは仕方ないとしても、それに代わる選手がいないのが嘆かわしい。石原もいつものスピードはなく、決定的なチャンスすら作れずじまい。そして特に右サイドのDF村山の不出来は決定的で、ポジショニング及びフィードのミスは相手に格好の獲物を与えたようなもの。さすがに後半19分には、まるで存在感の無かったFW外池とともに代えられてしまった。

それにしても湘南は両サイドは鬼門。特に今年はセンターDFのレベルが高いだけに目を覆いたくなるような欠点が目立つ。尾亦はやはり出来が悪くベンチ入りもなくなってしまい、財津にしても同様。(こちらは本職でないだけにチトかわいそうな気もするが) 代わりに出ている村山がアレではどうしたもんか、と嘆くばかり。今年加入の名良橋はどうしたものかと思っているのだが、こちらもベンチ入りさえない。一部では監督との確執が伝えられるのだが‥。

後半に入っても山形の動きは衰えず。あせった湘南をじっくりと料理すべく順調に点を重ね、終わってみれば0-4。最初でも書いたが似たようなスタイルを貫くチーム同士のため、その出来の差にチーム力の差を感じさせる完敗だった。

とにかく湘南はジャーンが戻るまでを同耐え忍んでいくかが今シーズンを占う。最初からジャーンと斉藤のフル出場は年齢的にみても無いと判っていた事だろうから、チームとしてはこの状況は想定の範囲だろうと考えたい。この日は出来の悪かった旧来のDF陣(途中出場の田村も含め)の奮起が無ければ今年も早々に終わる。次のアウエイ福岡戦は坂本まで累積で出られないというまさにスクランブル状態だが、好調の相手にアウエイで勝ち点が取れれば大きな自信になるハズ。何とかして耐え忍んで戻ってきて欲しい。

しかしそれに行けない自分も嘆かわしい。(GWに福岡はきつすぎるのだ!)

テクノラティプロフィール

投稿者 bellwin : 2007年04月30日 09:44

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