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2007年05月04日
魅惑のJ1ダブルヘッダー
それは4月のある週末、何気なくJの日程の眺めていたら、こんな日程が目に付いた。
05/03 (木・祝) J1 第9節第1日 14:04 浦和対千葉 埼玉 第9節第1日 19:04 横浜FM対川崎F 日産ス
これは行ける(にやり)。
魅惑のJ1ダブルヘッダー。
J1ダブルヘッダーはなんと言っても首都圏に住むものの特権。この権利を行使せずしてどうする!というぐらいのA級特典。ペットボトルについているどうでもよいストラップおまけなんかよりはるかに素晴らしい特典。
しかし、ここ最近はなかなかスケジュールが合わなかったり、湘南の試合があったりして実現せず、サッカー馬鹿としてはじくちたる思いを抱いて過ごしていたのである。
そしてこの日は湘南はアウエイで福岡戦。これに赴く気合の入ったサポーターには申し訳ないが、この借りは仙台行きで返すから許して。(これは借りなのか、はたまた仙台に行くことで返せる類のものなのか)そういう事で、何の障害もなくこれに集中出来るのである。
早速電車を調べると、この世の果てである浦和美園駅を出発する埼玉高速鉄道は都合よく南北線、東急線を経由して武蔵小杉まで行ってくれる。(これで気づいたのだが、浦和対川崎って埼玉高速鉄道ダービーなのね)武蔵小杉からは同じく東急線で菊名までいけば、そこはもう新横浜駅の隣。時間的にも間に合いそうだ。と、いうことで両試合の前売りを買い、当日を楽しみにしていた。
当日、なぜか、今回の”ダブルヘッダー”に女房も行くことになり2人でまずは埼玉スタジアムへ。この世の果ての浦和美園は相変わらず遠かったが、駅前にマンションなんぞも出来ており、何だが、新婚さんに子どもが出来てマイホーム買っちゃえ!的なベットタウン化に突き進んでいる様子。しかしスタジアムに近づくにつれて、マイホームなんぞに浮かれてないでたまには田舎の父と母のことをたまには思い出して孫の顔でも見せに来い!みたいな日本の典型的な田舎風景ままだったので少し安心もした。

WELCOME SAITAMA STADIUM
スタジアムには1時間前に入る。相変わらず、というかより増殖して赤い色がうようよしている。僕らはバックアッパーの真ん中あたりだったのだが、ここも右も左もレプリカ着た奴ばかり。しかしそこで空気読めない女房はなぜだかジェフの選手がお気に入りで、「勇人君、かわいい!」とか「工藤君、売出し中なのよねぇ」とかの発言を大声でするのだから、周りの視線が痛かった。(これマジ)
試合はやはり浦和はチームとしては出来ていない。ジェフのほうがはるかに完成されていた。特に水野の活躍(あの失点シーンの抜かれ方はいただけないが)が目立ち、対面するレッズDF坪井をチンチンにしていた。最後はジェフの術中にはまったレッズが引き分けのまま終了。スタジアムはブーイングに包まれていた。
しかし僕らはそんなブーイングを聞く間もなく、スタジアムを後にする。魅惑のダブルヘッダーを完遂するためにはのんびりなんぞはしてられないのだ。

赤いよ、赤いよ!
が、そこは5万7千人を飲み込んだスタジアム。タダでさえ遠い駅が人垣に阻まれいつも以上に遠い。人を掻き分け、焼きそば半額!の誘惑に打ち勝って駅まで進み、タイミングよく来ていた武蔵小杉行きに乗る。
車内は多勢の赤い人たちと、少数の黄色い人たちで超満員状態だったが、地元の奴が多いから東京に入る前には座れるだろう、と考えていたのだがこれが甘い見通して、席はどこまで行ってもまったく空かず。赤い人たちは実は東京都内にも相当生息していそうである。やっと市谷(ここでこの電車の全行程の約半分)あたりを過ぎたぐらいからまずは女房、そしてしばらくして僕、という感じで座れた。以降爆睡。ここでしか休息は取れないのだ。中年夫婦に2試合がきついのは当たり前。気づいたら電車は武蔵小杉に着いていた。
東横線で菊名まで行き、ハマ線(横浜線のこと)で新横浜にたどり着く。この時点でキックオフ1時間前。間に合いそうである。
工事中でぐちゃぐちゃした駅構内を抜けると、さっきまでの赤い人たちに代わって今度は”ぴーかぶー”を背負った方々とホシみっつ!(堺正章風)を胸に掲げた方々とあちこちで遭遇。しかし、こんだけ各チームのユニを着た奴があっちこっち歩いていると、サッカー知らない世の中の人はどういう風に見ているんだろう、と思う。「プっ!だせえ、富士電機(漢字)かよ!」なのだろうか、やっぱ。

日産スタジアムに到着。
スタジアムには開始30分前に着席。一日2試合を見ると、座席評論家になれ評価を下した。それによると埼玉の跳ね上がり式はいただけないし(座り心地もいまいち)、そもそも足元も日産のほうが広く快適。これを勘案すると座席評論家としては日産にその評価の多くを与えねばなるまい。(あ、スタジアム構造は別ね。)
さすがに移動をして2試合目となると少し疲れも出て、甘いものを飲みたくなり、めずらしくペプシを飲みながらキックオフ!で、いきなり川崎DF陣のチョンボでマリノス先制!おいおい。
それにしてもマリノスは人が(この場合はチームか)代わったかのように前線からの鬼チェイシングが迫力満点でまさにその標語の通りスクランブルアタック状態。特に坂田は、自分たちにボールがあるとき以上に相手ボールに対しての恐ろしいばかりのチェイシング。いや、あれはチェイシングなどというものではなく、鬼ごっこの鬼役そのものである。だれかにタッチして鬼役を離れてぇ!そういう悲痛な叫びが聞こえてきそうなほどの追い掛け回しぶりだった。
試合はそんな超プレス+山瀬兄弟の切れぶりによりマリノスの勝ち。川崎はサポーターは凄く大勢来ていたが、肝心の中村が来ていなかった。我那覇は、ねえ‥。

川崎サポーター、がんばっていたんだけどねぇ。
試合後はハマ線1本で自宅へ帰るので楽。今日は地の果てまで行ったので、帰りがえらく早く感じた。良く考えたら(良く考えなくてもだが)、俺って日産にも味スタにも電車1本で行け、しかも結構短時間で行けるのだ。(住んでいるところばれる?)何で湘南サポーターなんだろ。
こうしてともかく魅惑のJ1ダブルヘッダーは完遂した。その間に湘南は破れ(オイ!)、そして明日は4時半起きで山登り♪。
大丈夫か、俺。
投稿者 bellwin : 2007年05月04日 17:51