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2007年05月05日

富士山が見たくなって

なぜだか最近富士山が見たくなって、しかもガツンとでかい富士山が見たくなってダブルヘッダー観戦の翌日は好天が望めるということもあり山に登ることにした。富士を見るといえば三ツ峠山(1785m)。10年くらい前に行ったきりだし、楽そうだし、ということで朝4時半に起きて電車でGO。(古い)

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河口湖駅から見た富士山。これでも十分なんだが。

八王子駅から中央線快速で大月まで行き、富士急電鉄で河口湖駅に着く。既にここで富士山が目の前に鎮座しているのだが、俺の見る富士山はこんなものじゃねえ!(にやり)そこらにいる観光客よ、今に見てみろ!と、腑抜けた観光客にキッちした視線を送りながらとりあえずバス亭に向かう。と、ここで大失敗が判明。なんと三ツ峠までのバスは朝9時まで待たねばならない。ちゃんと調べておけば良かった‥と後悔するも、しかたなくバスを待つ。ちなみに今は7時半。これでは早く起きた意味がない。このままではただの観光客‥。

早出をした意味は、三ツ峠山だけだと山行としてはつまらないので、清八峠を越えて笹子までミニ縦走をしようと思ったのと、春霞のかからない早い時間の富士山を眺めたかったらである。朝の空気で見る富士山は鮮度が違うような気がしたのだ。

俺はただの観光客ではない、と気を持ち直し、仕方なくバスを待つこと数十分、僕と同じようなお馬鹿さんが、「バスがねえ!」とつぶやきながら僕の後ろに並び始める。そんな中、一人のおばさんが、タクシーで行くので一緒に乗らないか、と声をかけはじめ、僕も手を上げ、そしてあっさり4人集まり、かくして9時前には登山口に着くことが出来た。一人1200円程度でバス運賃(720円)と比べても高くはなく、しかもバスより少し上まであがってくれるので損はない。声をかけてくれたおばちゃんありがとう。

そこからの登山道は山小屋のヨンクが通れるほど整備されていて、さすがにお気軽に登れる。とは言っても上まではゼイゼイしながら80分くらいかかるのだが。

頂上少し手前の三ツ峠山荘まで来ると、そこにはもうどーんと富士山。まさにどーんとあり、富士山の端から端まできっちり見ることが出来る。この時期は雪の残り具合から言ってもまるで子どもが描いたような富士山がそこに見ることが出来るのだ。

070504三ツ峠1.jpg
三ツ峠山より見た富士山。やっぱり上から見ると違う。

山荘から少しあるいて三ツ峠山山頂へ。ここからの富士山はさっきがどーんならこっちはドカーンという感じで目の前に座っていた。さすがに人が多く、三脚を持ってきて撮影している人も多い。以前来たときは天気が悪く、何も見えなかったので、この日の好天というチャンスで僕はその時の分まで取り返すほど富士山を見て、そして写真を撮った。

心ゆくまで富士山を堪能した後は清八峠を目指す。電波塔が乱立する御巣鷹山を抜け、一気に急下降状態に入る。ここからはさっきまでの賑わいはどこへやらというぐらい人には会わず、よく言えば静かな山歩きが楽しめ、悪く言えば少し怖い。

縦走の常として下った後は登りがある。これが苦しい。こんなことを繰り返すうちに清八峠の手前にある清八山(1593m)に到着。ここが良かった。

頂上はほぼ360度周りが見渡せ、南側には三ツ峠で見たより少しだけ小さくなり左側の裾野が欠けた富士山が見える。しかしこれでも十分。もう富士山三昧。そして何よりここで見る富士山が良いのは、三ツ峠山から見えた富士山は人も多いせいもあり”みんなの富士山”って感じだったのだが、ここから見える富士山は僕の滞在時には山頂に誰もいなかったこともあり”お前だけの富士山”って感じで、限定モノというか、お仕立モノというか、とにかくプレミア性が高いのだ。こっちがホンモノなのだ、と声をあげたくなるくらいだ。残念なのは既に時間が正午過ぎだったため、霞がかかり、あまりみずみずしい景色ではなかったこと。こっちをメインに登れば良かった。西の方向には遠くに南アルプスも望め、なぜにこれほどの景色をもつ山がマイナーなのか不思議だ。

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清八山から見た富士山。ここ富士見には最高です。

頂上で飯を食い、やがて登山者が一人登って来たのをきっかけに笹子に向かう。清八峠は森の中のひっそりとした峠でそこを左に折れ笹子駅まで下る。大月市に入ると道標もしっかりしていて安心だ。(河口湖側は怪しい道標で困った)やがて登山口に辿り着き、そこから林道を40分、国道を30分ばかり歩くと笹子駅に到着。自販機さえない駅は静かで、そして喉が渇いた。(僕はなぜか山から降りるといつもコーラが無性に飲みたくのだ)

しかし、このぐらいの山行でへとへとになるのはどうしたものか。昔(と行っても数年前)のようにアルプスをテント担いで縦走するなんて不可能じゃないか。とにかく笹子駅ではバテていた。少しサッカー見に行くのを控えて登山の機会を増やそうか。そう思わせるくらい己の衰えを認識した山行だった。

投稿者 bellwin : 2007年05月05日 08:07

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