« 素晴らしい試合だった対ヴェルディ戦 | メイン | 次につながった、対札幌戦 »
2007年09月16日
対徳島戦(ポカリスエットスタジアム)

試合前の湘南サポーター。気合は入っていたのだが。
非常に気が重いが、とりあえず記録のために書いておく。
ミスをしては勝てない。この当たり前のことを、湘南ベルマーレの選手は大事なこの時期、この1戦で犯してしまった。ポカリスエットスタジアムで行われた対徳島戦はまさに自滅だった。
僕は、羽田を2時頃に出る飛行機に乗り徳島へ向かった。現地では心配していた天気も何とか持っており、薄日も射す中、予約したレンタカーに乗り、まずはホテルへチェックイン。利用したホテルファーストシーズンはスタジアムから最も近く、歩いても20分ほど。値段も手頃で清潔でもあり、徳島遠征にはもってこいのホテルだった。同じように考えたのか、ロビーでは湘南サポーターらしき人もちらほら見受けられた。
荷を部屋に置き、スタジアムへ向かう。しかし人がいない。少しずつスタジアムに近づいている筈なのだが、サポーターはおろか、そもそもまったく歩いている人を見ない。これは…と思いながら、そして少し不安になりながらスタジアムのある公園まで来ると、そこはヴォルティスサポーターを乗せた車が行き交っていた。そういえばホテル近くの商店街も歩いている人がほとんどいない。やはりこちらは車社会なのだろう。歩くことより車に乗って移動するのが当たり前のようだ。
スタジアムに着くとアウエイ席には100人程度の湘南サポーターが既に陣取っていた。たぶん、いつもながらのシーズンでこの時期の徳島なら50人がせいぜいだろう。やはり昇格の可能性があるというのは大きい。
試合は、冒頭にも書いたが自滅である。確かにアジエルと坂本はいなかったのは大きく、そのためにバランスが崩れていたともいえるが、今回の自滅要因はDF陣。試合開始からGKとDFのタイミングがどうも合わず、GKが出るのか出ないのかはっきりしないシーンが連続する。失点もまさにそのあいまいさを突かれた感じである。新人とは言えGKにあそこは仕切って欲しい。それが出来ない金は猛省すべきである。
そしてジャーンも連戦の疲れからか、体のキレが感じられなく、ヘディングの競り合いでも負けたり、相手に先に良いポジショニングに入られてしまうというシーンが何度か見られた。他の選手もなんだか動きが重い気がした。もしかしたら昇格争いのプレッシャーがあった?そんなバカな。
その後も湘南は好機らしいものは作るが、シュートが打てない。特にMFでボールがキープ出来ないため(この日はプレーに連動性が見られなかった)、前線に有効なボールを送ることが出来ない。パスも窮屈なものが多く、そのためミスが頻発し、そのボールを拾われカウンターを喰らう、というシーンを何度見ただろうか。及び相変わらず両サイドのクロスの質が酷すぎる。その運動量の多さは素晴らしいと思うが、肝心なところで肝心なプレーが出来ないようでは、その運動量も意味を為さないのだ。
試合後の雰囲気は最悪。状況的に昇格はかなり厳しくなってしまったこの結果を受けて、多くのサポーターは、選手が去った後は言葉も無く片付けを始め、無言でスタジアムを去っていった。
正直、今は選手(特に控え組み)には「何でココで踏ん張れないんだ!」と怒鳴ってやりたい気分だが、まだ可能性を残すこの時点ではそれは言わない。とにかく次のホーム札幌戦、ここに今シーズンがかかっている。しかし次節もアジエル・坂本は出場できない。ついでに加藤望もこの日の退場でいない。いよいよ窮地、だろう。
試合後、ホテル近くの居酒屋に行く。すると案内された席の隣はなんと徳島サポーター。(ユニフォームを着ていたのですぐ分かった)こちらもユニを着たままだったので、それと分かると若干気まずい雰囲気。
「今日は勝たせてもらってすいません」と少しの恐縮とともに徳島サポーター。
「いや、ホント、まあ、とにかく…」と返事にならない俺。
しかし帰り際には向こうも平塚に遠征したことがある、という話で少し盛り上がり、ココロの交流。でもね、最後の言葉が「来年も是非徳島に来てください」はこの状況では少々キツいジョーク。相手も気づいて同席の方が「スミマセン」なんて言っていたので悪意はなかったんだろう。でもこんな思いをするのも昇格争いをしているからこそ。徳島は去年までのうちじゃないか!そう思うことにし、降りしきる雨の中、傘もささずにホテルに帰ったのであった。
投稿者 bellwin : 2007年09月16日 23:14