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2007年12月12日

明日のCWC準決勝について

明日は一サッカーファンとしては非常に愉しみな一日である。日本の一クラブが真剣勝負の場であのACミランと闘うのだ。こんなこと、15年前にJリーグが開幕する以前に考えられただろうか。

確かにこの対戦には日本の誇る経済力に拠るところ(ジャパンマネーを期待しているFIFAの実質上のクラブワールドカップ日本単独開催)も大きい。だが、15年前の方が今より世界に対するジャパンマネーの影響力は強かったが、その力を持ってしてもこんな対戦は実現できなかったのも事実なのである。その意味で今の日本の純粋な”サッカー力”があってこそこの戦いは実現したとも言える。しかも、今回、そのクラブ=浦和レッズはアジアチャンピオンの名において戦いの場に姿を現すのだ。どこにも恥じるところがない。

だが、そんな甘い感慨とは別に、現実では、明日、レッズは惨敗をするかも知れない。それは両チームの構成メンバーを見れば一目瞭然の事であり、世界選抜ともいえるミランに比べれば、所詮、日本のトップとブラジル人とドイツ人監督のレッズは見劣りする。しかし、そんな”世界”としのぎあう場に立てるまでに日本サッカーはクラブレベルに於いても到達したということを表す明日は記念日なのでもある。

更に、何点とられようと声を出しサポートし続けるという、他国では考えられない(いかにも日本的な)文化を持つサポーターの、更にその最も大きな集団である浦和レッズサポーターが後ろには控える。この応援の雰囲気こそ、その試合内容より世界に見てもらいたい日本サッカー文化であると思う。その意味でも明日は雰囲気も含め全てが愉しみだ。

なんにせよこの浦和対ミランという試合は、先人達が夢見ることさえ考えつかなかったような事がピッチで実現することだけは間違いがない。その事実を僕はバックスタンドの片隅で堪能しようと思う。浦和とそのサポーターには、(本当は言いたかないが)「良い試合と最高のサポートを!」と言葉をかけたい。

投稿者 bellwin : 2007年12月12日 23:22

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