« ACL改革案 | メイン | 借りを返した対横浜戦 »

2008年05月24日

コートジボワール戦

なにやら岡田監督への批判が高まっている。発端は3月のW杯予選での負けからなのだろうが、就任して半年が経ってもどうにも形が見えないということで、その苛立ちが発火の勢いを増す燃料なのだろう。そして、その結果如何ではクビも飛ぶであろう(いや、その前にW杯出場があぶなくなる)”6月代表シリーズ”が始まった。まずはキリンカップでの対コートジボワール戦である

あいかわらずテレ朝の煽り調にへきへきしながらのTV観戦。ヨーロッパ行ってりゃ偉いのかよ!、と言いたくなるほど日本もコートジボワールも選手紹介の代名詞「ヨーロッパで活躍してます!」連発を軽くスルーしながら観戦した。

前半の日本代表は素晴らしかった。前からのプレス、サイドへの展開、後ろからの飛び出し、シンプルなプレー、これこそ日本サッカーの目指す道みたいなプレーのお披露目会である。岡田さんの「接近・連続・展開」はこういうことなのだろう。パス回しの早さも小気味良かった。

玉田のゴールは確かに大久保のつぶれ役が効いたが、その前にコートジボワールのボールサイドへの守備の偏りは酷すぎ。あれが急造チームでなければ同国の将来はない。それでもこのゴールの価値はクロスの精度と素晴らしさとシュートの難易度から減りはしないが。

試合後半は内容的にはイーブンだとは思うが、日本の場合はこういうときの攻める方法論が判らなかった。疲れてたとはいえ、玉田、大久保とも消えてしまったのがその象徴。岡田監督はこの試合を予選のシュミレーションをすべく交代も最小にしたのだろうが、後半、矢野を前線に入れたメッセージは選手には果たして浸透していたのか。とは言え、勝ったことは今後には繋がるだろう。

個々で目立った選手を見ると、先週、通天閣で直筆の絵馬を発見した香川は臆せずプレーしており、ついに平成生まれが代表でプレーかと思うと感慨もひとしお。長友も素晴らしく、このサイドでの選択肢の広がりは代表にとっては喜ばしいことだ。

さんざ注目された松井はこのチームでは後半からのアクセントとして使ったほうが生きる気がした。長谷部はもっと仕掛ける選手だったと思うのだが、ドイツへ行って変わったのか、それとも戦術なのか、あのゴールのクロス以外は攻撃面ではあまり印象にない。さて、俊輔が帰ってくると誰が先発から落ちるか。それにより岡田監督の考えもわかるだろう。楽しみである。

しかし豊田スタジアム、満員になると絵になる。まさにこれこそ競技する場である。

追記:この試合のラスト10分に徳島のドゥンビアが出てきたのだが、テレ朝のアナはロクに紹介もしなかった。「アーセナル」をあんだけ連呼するなら「徳島」ももうちょっと連呼してやれば良いのに。特に最後のシュートシーンなんぞは連呼し放題タイムだったハズ。まぁ、プレミアのトップチームとJ2の下位とでは違いが過ぎるのも判るが、それにしてももうちょっと"愛"があっても良いのじゃないか、角澤アナ。見てる奴は見てるゾ。

投稿者 bellwin : 2008年05月24日 06:26