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2008年07月22日
秋春制移行?
Jリーグ秋春制移行を検討 10年シーズンから犬飼会長
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/headlines/20080722-00000031-kyodo_sp-spo.html
この件について自分なりにメリット・デメリットを考えてみた。
メリット
①日本とヨーロッパとの間での移籍がスムーズ。
②ワールドカップなどの国際カレンダーにリーグ戦が合わせやすい。
③暑い夏場を避けることで高品質なサッカーを楽しめる機会が増える。
④天皇杯日程問題が解決する。
⑤野球がないので放送機会やメディア露出が増える。
デメリット
①世界有数の豪雪地帯を抱える日本の北国で試合開催を行うには困難が多い
②そもそも同地域では練習場の確保も難しくなる
③真冬の寒さに観客は耐えなければならない。
④春に卒業する高校生や大学生の受け入れなどでの問題
⑤そもそも日本の季節感に合わない
こんなところか。
メリットから考えると
①は確かにその通りではあるが、果たしてこれで欧州から良い選手が取りやすくなるのだろうか、そしてそもそも最近では中国などの経済的対等により欧州側から見たメリットがそれほどでもなくなってきている日本人の移籍なぞが日程をあわせたからといって欧州の舞台で増えるのかどうかは未知数。
②と③と④は確かにこれはメリットになる。
⑤は怪しい。それではラグビーのトップリーグは冬の間中、誰もが話題にするほど露出度が高いのかというとそうでもない。
デメリットを検証すると
①と②は深刻な問題。特にこれからJに上がろうとする北国のクラブにはとってはこれを解決するには莫大なノルマを与えられたも同然で、そのクリアは並大抵では出来ない。北国の中小クラブのJ参入障壁と言われても仕方ないだろう。
よしんばそれぞれが整備や施設の向上など解決するにしても③の真冬の寒さに耐えられるのはコアなサポーターだけだろう。真冬に屋根のないスタジアムなどで氷雨が降った時には子ども連れなどのライトなサッカーファンはスタジアムに足を運ぶことはないと思う。日本のサッカーはコアな方々だけでスタジアムが埋まるほどは成熟はしていない。イコール客足が鈍る可能性が高い。
④は何とか解決は出来ると思う。
⑤番、実は筆者は国民的スポーツになるにはこの季節感が一番大切な要素だと思っている。それを無視するようなこの改革は果たして日本サッカーの人気にプラスになるのかどうか。これを言葉で表現するのは難しいのだが…。
ということで個人的には現状維持で良いのではないかと思う、
ただ、今の日程を少しいじれば秋春制に移行できなくもないな、とも考える。
なぜならJ1リーグはここ数年、毎年のように代表の日程の問題で梅雨時から7月にかけて1ヶ月以上中断している。今年も5/18を最後に6/25までの中断期間があった。この辺りを基準にして今少しこの中断期間の休みを増やし、更にドイツのように1月は完全にブレークとすれば今の日程にだいぶ近い形で秋春制に移行できる可能性はある。ただ、冬のブレーク期間に於ける北国クラブの練習場確保問題は解決されないのだが…。
ともあれ、もし秋春制に移行するのなら、まずは各競技場の施設レベル(特に屋根)を上げるよう、Jリーグやサッカー協会から各管理団体(基本は地方自治体)に強烈に押して欲しい。移行して一番辛い目をするのが観客では、興行としては主客逆転であり本末転倒。多くの方の賛同は得られないだろう。それすら出来ないのなら止めた方が良い。
投稿者 bellwin : 2008年07月22日 23:03