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2008年08月23日

鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳

最近は何でもありのBlogになってきた感もあるが、今回も山の話。

今週は再度山へ。金曜に休みを取り1泊2日で鹿島槍ヶ岳(2889m)である。

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鹿島槍ヶ岳と冷池山荘

ルートは扇沢から柏原新道を往復。宿泊は冷池山荘にとった。

タイムは登山口を5時半に出発し、種池山荘には9時半着。そこからコース途上の爺ヶ岳(2669m)を登頂し、冷池山荘には12時に到着。山荘に受付を済ませ、荷を解いて空荷ですぐに鹿島槍ヶ岳を目指す。

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爺ヶ岳山頂からの素晴らしい雲海。その向こうには槍ヶ岳と穂高

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爺ヶ岳から立山と剣岳を望む。

鹿島槍ヶ岳(南峰)には2時に着く。この日は終日天気が良く、種池山荘から冷池山荘までの稜線歩きでは下界には雲海が、そしてその向こうには針ノ木岳や立山・剣岳、そして爺ヶ岳の山頂からは槍ヶ岳や穂高連峰、更には遠くの富士山まで見えた。ただ、この鹿島槍ヶ岳を目指した時点では結構ガスが出てきたのだが、それでも360度の雲海と五竜遠見や剣岳の山頂は垣間見えた。

山荘には3時半に戻ったが、さすがにつごう10時間近く歩き続けたのは体に堪え、自分の布団にたどり着くとまさにバタンキュー状態。実際、どのガイドを読んでもこのコースで1日で鹿島槍まで行くことは紹介されていないが、天気が良くて早立ちすれば行けないことはない。ちなみに山頂で話をした人は、そのまま北峰を越え、キレット小屋まで行くというのだから凄い人がいるもんだ。

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鹿島槍ヶ岳頂上。雲の向こうに見えるは剣岳と立山

それにしてもこの山小屋は綺麗で素晴らしかった。まるで設備はちょっとしたペンション並で、客室(布団)もトイレも清潔、受付はバイトのかわいい女子大生、生ビールもばっちり売っている、と良いことづくめ。ついでに(僕は自炊のため食べなかったが)食事も豪華だったそうで、果たして環境には大丈夫なんだろうか、と心配になるくらい。ただ、トイレなども環境配慮型のシステムを使っていたりするのできっと大丈夫なんだろう。あと、ロビー!があって、そこにはテレビ(しかも液晶)があり、普通にオリンピックがやっていたのは驚いた。ちなみにこの日は100人程度の宿泊で、それでも快適に過ごせたのだから、このことからもこの小屋の規模も解ることだろう。昔のむさい親父の受付で板の間に冷たい布団で雑魚寝、飯も毎日カレー、というのは今や昔なのかも知れない。あとここ、診療所もありました。

翌日は朝から濃霧と霧雨。
4時に起床し、軽く朝飯を取り、雨用の身繕いをし、5時20分頃山小屋を出発。見ると、既にどの山もガスの中にあり、昨日無理して鹿島槍ヶ岳に登っておいて良かったとひとりほくそ笑む。コースは1日目に来た道を戻るだけなのだが、天気が違うとこうも印象が違うのかと実感する。登攀時はまさに雲上を歩く天使な気分だったが、2日目のそれはまるで修行僧の気分。行けば行くほど雨は強くなり、霧の濃度も濃くなり最悪。それでも黙々と歩き(実際それしかないのだが)、予定より少し早く9時半には扇沢に辿り着いた。

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朝方はガスもまだこのくらいだったのだが…。

全体的な印象としては小屋の設備も含めて北アルプス入門の方には最適なコースと言える。柏原新道は良く整備され、危ない箇所もなく歩きやすい。コースガイドには2泊とれれば余裕のある山旅と書いてあるが、個人的には1泊2日で十分行ける山だった。

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雷鳥。カメラを向けても微動だせず。種池山荘付近にて。

投稿者 bellwin : 2008年08月23日 16:39