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2008年10月11日

1997年9月7日

あれやこれやで代表の親善試合、UAE戦はフォロー出来ず。ニュース映像や新聞で読む限りに於いては"若手の台頭などがあり内容的には良かったが、シュートを外しすぎ"という感じだろうか。迫り来るワールドカップアジア最終予選第2戦対ウズベキスタン戦への不安隠しか、それとも今更なのか、どのメディアもゴール欠乏症への批判トーンは控えめである。

W杯アジア最終予選のウズベキスタン戦といえば、11年前のフランスワールドカップ最終予選@国立での試合が思い出される。あの時は今と違い、最終予選のチケット取りは熾烈を極めた。その中でもこのウズベキスタン戦はまだ楽に取れたほうで、早朝(始発だったかな)に家を出てチケット売り場に並べばチケットは買えた。だが、その後の韓国戦やUAE戦そしてカザフスタン戦のチケットは前日からの徹夜は当たり前で、それでも買えずに、違うルートからチケットを入手した記憶がある。

試合会場の国立も燃えるような雰囲気だった。僕はバックスタンドの指定席に陣取っていたが、両ゴール裏からの声援は圧巻で、バックスタンドも改装前で席は狭く何故か全席指定なのに立ち見がいたりしても意に介さず誰もが100%応援モードだった。単なる"観戦者"は少なかった。

そんな中、試合はカズと城による、ボールへの祈りポーズから始まった。今見ると、何やってんだ?という光景で若干照れくさい映像だが、あの当時はまさにあの二人のあのポーズがスタジアム、そして全国の日本サッカーを愛する人々の切なる願いを象徴した光景だった。神様お願い!頼む!それくらいワールドカップ出場は悲願だった。

それから11年、時と場所は移った。あの頃、チケットを取るために一緒に徹夜で並んだ見も知らぬ人々は今でもサッカーを見に行っているのだろうか。あの興奮と混沌とそして熱気で充ち満ちていた1997年9月7日の国立にいた多くの観客は、今でも代表に"想い"を重ねているのだろうか。

もはや代表戦で徹夜や長時間の並びはあり得なくなった。あの時と違い、今回のウズベキスタン戦のチケットは余っているらしい。ワールドカップに出場するのももはや義務と課した。そして、サポーターの、代表への想いの軽さは人ごとでは無くなった。

何もかも大きく変わった11年後のウズベキスタンが、来週15日、埼玉スタジアムで行われる。玉田と大久保がボールに手を充てて祈るポーズはとても想像できない。

投稿者 bellwin : 2008年10月11日 09:09