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2008年10月19日
対熊本戦

負けてはいけない試合で負けてしまった。ホームで行われた熊本戦は元より居ないアジエル・トゥットに加え、坂本・田村のボランチコンビも累積で出場停止が続く。ここのところ左サイドで光を放っていた鈴木も今期絶望といわれる怪我で出場できず、これによりレギュラークラスを5人欠く状態。それでも昇格を考えたら勝たねばならない試合だった。
湘南は鈴木の抜けた左サイドに今日はJ初先発のU-19日本代表の蒲田を先発させる。同サイドは天皇杯では三田が入っていたが、出来があまりに良くなかったらしく、急遽の出場。また、懸念されるボランチはは永田と北島を起用に至った。
序盤、これらの起用はあまりうまくいったとは言えなかった。鎌田は初先発の緊張からか、ボールを貰っても判断に迷うところがあり、守備でも相手に簡単に裏を取られてしまう。試合中何度もGKの金やDFの斉藤などから言葉をかけられ、落ち着きを取り戻してからはこれらのミスは少なくなり、武器と言われるスピードに乗った駆け上がりも少しは見せるようになったが、それでも1対1での対応にはまだまだ感が強かった。
ボランチの二人は、前節の時もそうだったが、何故かポッカリとバイタルを空けてしまう場合が多く、そこを熊本に攻め入られ、何度もピンチを迎えてしまうことが多かった。守備時における北島の位置が低すぎるのと、永田との連携がうまくいかないのか中盤での連携ミスが多く、ここからボールを前に運べずになかなか苦戦を招いてしまう。
また、エースの石原封じも各チームとも浸透してきたようで、簡単に前には向かせないよう、彼が持つとDFが2人、3人と取り囲む。その間隙を縫って同じFWの原が攻め入ればチャンスなのだが、二人の位置関係が(好調時と比べ)遠く、うまくボールをつなげず、石原が孤立無援でボールをキープし続けるシーンが目立った。そもそも中盤からの良いボールが出ないため、FWはシュートに持って行くのも難しく、試合が進むにつれてチャンスは徐々に減っていった。
熊本の1点はまさにエアーポケットのような感じで取られた。前半から中山の強さと高橋の巧さに手を焼いていた湘南DF陣だったが、それでもジャーン・斉藤のコンビはゴールに鍵をかけ続けていた。それほど熊本側に点が入る雰囲気もなかった。要は湘南の攻撃が稚雑過ぎたのと工夫の無さ過ぎ、自滅に近い形だでの敗戦とも言える。
選手は昇格からのプレッシャーからか全体に臆病なプレーが目立つ。もちろん、昔に良く見られた一生懸命さが伝わらないプレーなどは見られず、むしろ100%全力投球をしているのも解るのだが、だからこそなのか、1人1人が「何とかしなくては、しかしミスは怖い」と空回りしている感じがした。
最近のサポーター席の雰囲気にも一言。
サポーターも経験のない今の状況だから仕方ないのだが、もっと冷静に応援する余裕が欲しい。自分も含め、全員頭に血が上った状態で、イライラしている感が強すぎる。そして、あまりに多い強制的な煽りは返って逆効果だと思う。特に(それなりの経験と人生を重ねた)高年齢層が目立つ湘南のタスキ内(他チームではゴール裏)では、何度もくどいくらいに煽りを入れられると不快に思う方も多いだろうと思う。少なくとも自分はその一人。湘南のサポーター席は個人個人の意志が尊重される大人のゴール裏席であったハズで、僕はその雰囲気が好きだった。何だか最近は押し込まれ感(と強制感)が有りすぎて、おじさんにはついて行けない事も多いのだ。
しかし…
これで次のアウエイ山形戦は絶対に勝たねばならなくなった。他チームの結果にもよるが負ければ2位はおろか、3位も怪しくなる。むろん、僕は参戦する予定で前日から山形入りをするつもり。出来れば、少しでも余裕がある湘南サポーターはこのアウエイだけは参戦して欲しい。ホントにここが勝負所だと思う。僕らは声を出して応援することしか出来ないのだから、ここまで来て悔いは残したくない。時間とお金に余裕のある方は是非!
投稿者 bellwin : 2008年10月19日 08:54