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2008年11月02日

08ナビスコ決勝

今年も恒例のナビスコ決勝に出掛けた。

081101ナビスコ決勝_大分コリ.jpg
大分側コリオグラフィー

当初、大分対清水という東京圏外のチーム同士ことで、客の入りが心配されたが、結果的には前売りチケットは売り切れ。なので、これもいつも通り、少し早めの国立競技場到着を目指した。

081101ナビスコ決勝_清水コリ.jpg
清水側コリオグラフィー。中央はカップか?

スタジアムには11時半くらいに着。千駄ヶ谷門に向かうと、既に入場待機列は無く、ゲート前のわずかな混雑を除けばすんなり入場。入ってから気づいたのだが、11時半開門の青山門などはこの時点でも長大な列があった。門によっての時差開門(ナビスコ決勝はかつて混乱したため、両サポーターは特定の門に並ばせ先に門を開けて入場させる。基本的には千駄ヶ谷門と代々木門がこれにあたる)も不公平になる場合がある。この辺りは難しいハンドリングだと思うが、今少し並んでいる方にうまく情報を流してやることは出来なかったのだろうか。

しかし、ナビスコ決勝は毎年天気が良い。今年も快晴。風も思ったほど強くなく心地よい試合観戦環境だった。

サポーターの数は6対4で清水が多かったが、何でも大分からは1万人以上が上京したとか。確かに大型のバッグを持っていた大分サポーターがとても多かった。

試合は、大分の試合だった。清水は何も出来なかったに近い。シャムスカ監督は清水に象徴される日本サッカーの弱点を良く見抜いているのではないか。つまりは、"日本の誇るパスサッカーも同じレベルにある選手達なら防ぐのは容易(つまりは世界レベルにはない)、弱点はシュート力にあり、遠目からのシュートはまず大丈夫、その上で守備を積極的に行い、少し混乱させれば怖くはない。得点はカウンター気味にサイドに大きくふり、後は肉体的に強靱な点取り屋に預ければ、それほど強くない日本人DFなら1点は取れる。"ということである。日本代表のライバル国の監督になったらこれほど恐ろしい監督はいないのかも知れない。

逆に言えば、このように想定されるレベルのチームしか今年のJリーグにはいない、ということにもなる。ここに大分がナビスコに優勝し、リーグ戦も4位に付け、優勝さえ狙える位置にいるということにも繋がるのだろう。大分の優勝にケチはつけない(むしろ、あの予算額でここまで来るのは賞賛に値する)が、このような停滞したレベルで混戦を繰り広げるJリーグではおもしろさも半減ではある。ビッグクラブと言われるチームの関係者やJリーグ及び日本サッカー協会の面々は節約や財政均衡ばかりを趣旨としたこれまでの運営方針を少し見直すべきではないだろうか。夢を与えねばプロスポーツは繁栄しない。

因みに、帰りの出口で整理員のアルバイトが、いつもの「千駄ヶ谷駅と信濃町駅のどちらで買った切符もどちらからでも乗車出来ます」のという誘導文句の後に、「信濃町駅と千駄ヶ谷駅は同じ総武線です」と付け加えていたのが東京圏外クラブ同士の決勝を象徴しており、少し可笑しかった。大分の皆さんは無事帰られたのであろうか、そして初の聖地国立競技場での試合を楽しまれたのであろうか。また来て下さい、是非。

投稿者 bellwin : 2008年11月02日 08:50