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2008年12月31日

さよなら石原直樹、そして2008年

今年もあとわずか。日本サッカーは明日の天皇杯決勝を持ってシーズンを終えるが、既に各クラブは来期に向けて補強に動いている。

その中で、湘南のエースFW石原直樹がJ1の大宮に完全移籍することが決まった。

石原は今から6年前、高崎経済大学付属高校から湘南に入団したが、当時は全くの無名新人だった。

実際、試合に出始めても結果は残せず、途中怪我をしたこともあり、接触プレーでもすぐ倒れるわ、ボールは簡単に失うわ、守備もせず走らずちんたら歩いている姿ばかりがみられ、そしてシュートへの意欲も薄く、サポーターの間でも試合中のプレーに関してはガッカリ度の高い選手で戦犯攻撃の第一候補になることもしばしばだった。だが、彼のストライカーとしての素質は多くのサポーターも認め、いつしか湘南のエースとして大きく成長してくれることを誰もが望んだ。

そしてその思いが通じたのか、2年半前の管野監督就任時から彼は突然覚醒したかのように、前線を走りまわり守備を率先して行い、かなり際どい相手タックルにもひるまず倒れず前に進み、何より点を取る事への一生懸命さが伝わる選手に変わった。一昨年は9点、昨シーズンは12得点、そして今シーズンは18得点とまさに湘南のエースとして大きく成長した。

昨年もオフにJ1クラブからの移籍話があったと噂されるが、湘南でのJ1昇格を夢見て残ってくれた時にはサポーター一同感謝したものだ。だが今年、同じ事は2度目はなかった。そしてそれは昇格の夢敗れた今となっては仕方ないことだと思っている。

しかしこの移籍、湘南としては大きな痛手、しかも代わりのFW候補も見つからないという、年末年始の浮かれ気分を一気に冷めさせるサポーターしては悲しすぎるニュースとなってしまった。

だからこそ彼にはJ1で活躍をし、湘南サポーターの誰もが思った彼こそ代表クラスの選手であるという事を証明して欲しい。いつしか、岡田武史監督に認められ、代表の青いユニフォームを着る機会を得ること。それが、ここまで彼を愛した湘南サポーターへの最大の恩返しだと思う。

がんばれ石原直樹。

そして皆さん良いお年を。

投稿者 bellwin : 2008年12月31日 16:17