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2009年02月02日

レフェリー座談会

日頃、サポーターをやっていると審判などは12人目の敵としか思えないように感じることもある(笑)が、先日スカパー!で放映されたレフェリー座談会はかなり面白く、好企画であった。思わず、これからは多少不利なジャッジでもブーブー言うのは止めようかな、と思わされるほどぶっちゃけ内容で審判に対して好印象も持たせる内容であったのだ。

日頃、あまり見ることのないレフェリーの素顔が垣間見えたことも興味深かったのだが(高山氏は、”たまたま電車で隣り合わせたサポーターらしき2人組の「高山、最近良くね?」という会話が嬉しかった”など)、レフェリーの試合に臨む心境や判断基準への自信、そして何より誤審やジャッジミスを正直に告白していた面には驚かされた。

一例として上がったのが昨年3月の磐田対鹿島。中盤からのロングフィードに反応したジュビロの西がPKエリア手前でボールに追いつき、追いすがる鹿島DF大岩と前に出てきたGK曽ヶ端と競り合い、その瞬間、大岩が西を倒し判断はPKとなる。しかしビデオを見ると明らかに大岩がファールを犯した場所はPK外であり、本来ならFKの判定が妥当。その後PKはきっちりと決まり、この試合はジュビロが勝ち、この得点は2点目となる試合を決める重要な分岐点になるのだが、この判断をした主審の東城氏が何故ジャッジミスをしたのかを他の審判の意見も交えて説明していた。

実際、審判はジャッジに対する研修会等で同じような事を行っているという紹介とその研修会の様子も流れたが、放送でこのような実例が表に出るのは日本では極めて珍しい(しかも自らが解説!)。また、吉田氏が犯した世紀の大誤審と言われたワールドカップ予選ウズベキスタン対カタール戦の一件を詳細にその経緯を心情も含め語っていたのにも興味深く、上記の件も含め全体的にぶっちゃけている面も多く、放映をしたスカパー!は元より、この企画に許可を出したサッカー協会と出演した審判の方々の勇気に敬意をはらいたくなる内容であった。

このような面も公開されると僕らも含め、ジャッジや今の規則に対する理解も進むと思え、非常に良い企画である。出来れば年に一回は"反省会"とでも称してやって欲しいものである。逆に放送局もそろそろ審判のジャッジが正しかったかどうかを(イタリアのように検証番組とまでは言わないが)検証する内容をもっと放送に組み込んでも良いのではないだろうか。審判側もそれを望んでいるかどうかまでは分からないが、少なくともこういう企画が放映されるのはその素地は既に出来上がっていると僕は感じた。まだ再放送もあるようなので見ていない方は是非見て下さい。

それにしても、フクアリと味スタ、審判に弁当くらいは出してあげたほうが良いのでは(笑)。

出演した審判の方々

吉田寿光(SR)
村上伸次(SR)
東城穣(SR)
牧野明久
中込均
高山啓義
(敬称略)

投稿者 bellwin : 2009年02月02日 00:28