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2009年09月05日

70分間の善戦の意味すること(対オランダ戦)

オランダといえば、やはり70年代。その全盛時代(小学生時)、僕は地元にサッカークラブが出来たのを機に入団したのだが、嫌だったのがユニフォームの色がオレンジだったこと。男なら普通「黒」だろう、オレンジなんて女みたいで嫌ジャン、などと生意気にも思っていた。今から考えれば先生やコーチの誰かがオランダ好きだったんだろうな、と想像はつく。当時のサッカー好きにとっては憧れそのものだったのだろう。もちろん小学生の僕はオランダなんて国がサッカーが強いなどとはまったく知らなかった。しかもサッカー下手だったし(笑)。

さて、そのオランダとの1戦。オランダと試合を行うことだけでもそんな経験を持つ人々にとっては感慨深いものであるのだが、日本サッカーの将来のためにはいまや現実的に倒さねばいけない相手でもある。しかしやはりその差は大きかった。

崩せなくても点を決めてしまうのがこのクラス。僕ははこの試合、オランダのセットプレイに日本がどのような対応をするのか注目していたが、1失点目はオランダの初めてのCK。それをあっさり決められてしまうのが情けない。

また、失点をしてからどこまで踏ん張れるかも注目していたのだが、これも全くの期待ハズレ。2006年W杯でのオーストラリア戦から全く成長していない。そこからのリカバリーメンタルが大きな課題なのは間違いがない。

試合中に注目したのは岡田監督の采配。この試合、岡田氏は勝敗は度外視していた感がある。それは70分を過ぎて解説の松木氏が言うとおり日本は運動量が目に見えて落ちてきたにも関わらず、選手を変えようとしなかったことこらも伺える。変えたのは試してみたかった本田と興梠ぐらい。つまりは日本の目指す90分間走るサッカーがこのクラス相手にどこまで出来るかを確認したかったのだと思う。

結果は70分までは出来るということが確認出来たということ。それは今までと比べてもあまり大きな成果とはいえないだろう。たぶん80分出来れば合格だったのではないか。(そうすれば後は神の支配する時間である)

さて、結果を受けて監督はどうするか。あと9ヶ月で70分を90分に持っていくのは大変な話。といって、オランダのように崩さなくても点を入れられるストライカーを待つことも無理な話だ。いまあの「久保」が全盛なら、そう思ったのはたぶん僕だけではないハズ。

さて、どうするのか。前言と矛盾するようだが僕はこの70分で出来た事を1分でも伸ばすことしか日本に活路はないと思うのだがいかがだろう。プラス第二の久保の誕生を待つか。つまりはそれほど世界のトップ4とまともに戦うには、今の日本にとっては大変なことである。

その意味ではこの日の岡田監督の采配は(松木氏は納得していないようだが。因みにオランダの1点目がハンドとか言っているのはみっともない)90分間走り戦える可能性のある選手の見極めという点からもある意味納得できたのである。

0900905キングベル.JPG
写真は代表の試合とは関係なく、新たに発売されたキングベルぬいぐるみ。
いや、つい、買ってしまった。

投稿者 bellwin : 2009年09月05日 18:41