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2007年02月24日
蹴る群れ
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発売月:2月 |
「オシムの言葉」(集英社インターナショナル刊)で一躍名を馳せた氏の新作。とは言え、過去に多種の媒体(ナンバー・スポルティーバ等)で発表されたものを加筆修正したものがほとんど。(もちろん書き下ろしもあり)だが、内容は十分にお勧め出来ます。
同書の主題は、”現代史(含むコマーシャリズム)に翻弄される民族や人々とサッカーへの愛”とでも言うべきものでしょうか。いかにこのスポーツが世界中で愛されているかを語る一方で、それは如何にカネと政治に翻弄されるかを物語るエピソードが同書ではちりばめられています。特に氏の視点は、”サッカーもの”や”スポーツもの”だけを書いているライターとは一味もふた味も違い、ジャーナリストとしての本来の役目のひとつである体制に対する監視者・告発者というものに貫かれており、日本では稀有の存在になりつつあります。このようなライターは大いに応援しなければ。是非購入の上、一読をお勧めします。
投稿者 bellwin : 12:04 | コメント (0)
オーバーラップ
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発売月:2月
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横浜FC社長の奥寺康彦と言ったほうが今の若い方にはわかりやすいかも知れないほど、このクラブの創世記からクラブを支え続けた氏の、この8年間のクラブ苦闘ぶりを描いた自叙伝。
クラブ発足時に、川渕チェアマン(当時)に、Jリーグ入りは難しいがなんとかJFLなら‥、という感触をもらいながらも、そもそも加盟申請するには選手が必要となり、加盟が正式に認められる前のため、選手を”雇用”ではなく、”名義貸し”でかき集めた(申請却下となり、最下層の神奈川3部からとなった場合、高給のプロ選手たちを使う訳にはいかないため)というエピソードなどは、初期の状況がいかに大変だったかを物語っております。横浜FCサポーターは必読・必買でしょう。
投稿者 bellwin : 11:39 | コメント (0)
2007年02月01日
背番号10のファンタジスタ
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発売月:1月
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これまでの世界の”10番”タイプを個人別に紹介している、という、こう書くと何とも説明の付けようのない本。
もちろん。ペレ、プラティニ、マラドーナー、そしてジダンといった選手達が取り上げられていますが、この手の本は翻訳モノで無くともかなりありますから、あまり目新しさは無いですね。プラティニの章では日本で行われたトヨタカップのかの有名なシーン(背後からのボールを胸で落としボレーシュート!しかし他の選手がオフサイドポジションだったためノーゴール。その後、ハーフエイライン辺りで寝ころぶシーンですね)にも触れているなど、翻訳モノとはいえ、日本人にも馴染みやすい内容ではあります。因みに同書は本国発売が、2006年5月らしいので、ジダンの章にあの頭突き攻撃までは”収録”されておりません。
投稿者 bellwin : 23:38 | コメント (0)
サッカーの上の雲
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発売月:1月 |
デジタル系ライターとして、そして最近はコラムニストとしても有名な小田嶋隆氏のサッカー系コラムは面白い。これはここまでの総まとめ。浦和サポということがタマにキズだけど、この本は浦和レッズ優勝記念ということで表紙も真っ赤。
何が彼のコラムが面白いかといえば、ユーモア溢れる文体の中に、そしてサッカーという対象物の中に日本という国や、人や、国際社会や善悪などという小難しいコトをなにげに語っており、それがなかなかに説得力のあるところ。もちろん、サッカー目線も素敵で、しかもクラブサポーター目線なので、好感度アップなのです。但し、この本のコンテンツではレッズのコト多いなあ。まあ仕方ないか。お薦めですよ。特にレッズサポは。