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2007年02月24日
蹴る群れ
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発売月:2月 |
「オシムの言葉」(集英社インターナショナル刊)で一躍名を馳せた氏の新作。とは言え、過去に多種の媒体(ナンバー・スポルティーバ等)で発表されたものを加筆修正したものがほとんど。(もちろん書き下ろしもあり)だが、内容は十分にお勧め出来ます。
同書の主題は、”現代史(含むコマーシャリズム)に翻弄される民族や人々とサッカーへの愛”とでも言うべきものでしょうか。いかにこのスポーツが世界中で愛されているかを語る一方で、それは如何にカネと政治に翻弄されるかを物語るエピソードが同書ではちりばめられています。特に氏の視点は、”サッカーもの”や”スポーツもの”だけを書いているライターとは一味もふた味も違い、ジャーナリストとしての本来の役目のひとつである体制に対する監視者・告発者というものに貫かれており、日本では稀有の存在になりつつあります。このようなライターは大いに応援しなければ。是非購入の上、一読をお勧めします。
投稿者 bellwin : 2007年02月24日 12:04