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2007年09月12日

サッカー批評vol.36




発売月:9月
出版社:双葉社

定価:980円(税込)

ISBN: 978-4575479492






「サッカー誌がかかないJリーグ批評」
このタイトルに大いに期待しました。しかし内容は突っ込み不足、おまけに的外れでがっかり。宇都宮氏の鬼武チェアマンに対するインタビューから始まる同特集ですが、そもそもこのインタビューが何とも隔靴掻痒で歯がゆいこと。チェアマンの建前論的な発言オンパレードなど紙面にいまさらする必要があるのか。(挙句の果て、ろくなインタビューを取れなかった言い訳をわざわざ書き記すのはプロの仕事なのか。)また、日本人がヨーロッパで成功しない理由という特集では、そのこととJの現状抱える問題とどうリンケージしているのかさっぱり分からない。(そもそもJリーグは日本人を海外に移籍させるためのリーグなのか) 

そんな的外れな問題提起より、一向に国際化しないリーグのあり方をそろそろ考えるべきじゃないのか。また、それに付随するが、外国籍選手のブラジル人一極集中化(及び華のない外国人選手しか取れず、それによりスターを求める若年層がリーグについてきていない問題)などを議論すべきじゃないのか。更には代表とリーグのスケジュール兼ね合い問題やスタジアム問題など、他にも議論すべき重要課題はあると思うのだが。今更浦和レッズの優等生ぶりなどは、それこそ1冊の本が出来るほど喧伝されているし、わざわざ(コアな読者が対象の)同誌で取り上げる材料とは思えないのだが。そんなことより地域密着だけで本当に飯が食える(クラブが強くなり、お客さんが増える)のか、ということを議論して欲しい。

とにかく全般に詰めの甘い号である。よって推薦はしません。立ち読みで十分です。

投稿者 bellwin : 2007年09月12日 23:56

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