11年目の勝ち点1

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これだけ雨が降り続いた開幕というのはちょっと記憶にない。歴史的なJ1復帰第一戦は悪天候の中、山形を迎えて行われた。

昨年終盤の熱き戦いですっかり慣れてしまったが、この日もかつてでは考えられない程早い開場1時間前の平塚着。さすがJ1と思ったのは臨時駐車場が公園近くのボウリング場跡地に新たに設けられていたこと。おかげで最も危惧した駐車場確保もあっさり解決。隣の青果市場には山形からのツアーバスもたくさん停まっていた。

スタジアム周辺に着くと昨年とフードパークの位置が違っていたり(そしてより多くの出店があったり)、やたらと警備員とメディア関係の人が多かったりと、やっぱJ1ともなると賑わいも違うなあ、と少し実感。但し、通いなれた平塚競技場、そして相手がJ2時代にさんざ戦った山形ということで、それほど"J1"という"ハイソ"な雰囲気でもなかったのは少し残念。

一番驚いたのは山形サポーターの増殖率。かつてあれほど彼らがこの平塚に来たことがあったろうか。いや、J2時代に山形へは何度も行ったが、アウエイにまで大量遠征するゾ!というホームでの熱さを感じる印象はなかった。やはりJ1での活躍がこの動員増に繋がっているのだろう。思えば、かつては甲府も同じ道を辿って今の多くの熱きサポーターを獲得していったのだが、やはりトップリーグの魔力恐るべし。

そして、試合は1対1のドローで終わるのだが、判ったことは下位と目されるクラブ(失礼!)となら何とかやれそうなこと。ホームということもあり、この試合はかなり押している場面も多かった。湘南はベストから田村・臼井・アジエルがいない状態だったが、代わりに出場した永田・阪田・馬場がしっかり穴を埋めていたのも良かった。特に阪田のサイドDFは思いの外良い出来で、また馬場は技術もしっかりしている上に良く走るという感じでフィットすれば相当面白くなると感じた。FWの新居も頑張っていた。

こうしていよいよ夢の舞台が始まった。この日獲得した「勝ち点1」を取るのに11年もかかってしまった。だが次の勝ち点はたった1週間後に獲得出来るかもしれない。「J1で戦っている」、この素晴らしさをかみ締めながら次節、俊輔の凱旋試合に臨みたい。 

おまけ:バックスタンド側の広告看板がJリーグオフィシャルスポンサーだったのは違和感、というか、これがJ1なんだなあ、と感慨深く、少し涙ぐみそうになったのは秘密。

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