2010年4月アーカイブ

「世界にひとつだけの日本サッカー」(戸塚啓著)を読み終える。

日本代表の系譜を踏まえながら日本らしいサッカーとは何でありその方向性を指し示している内容。過去の取材過程においての多くの選手や監督の発言から国外リーグ(主にヨーロッパ)とJリーグの違いや日本人の特性とはという比較を基にアジリティ(敏捷性)を生かすというとみに最近言われる方向性を中心にしながら7つの提言で締めくくっている。

先日読んだオシム氏の「考えよ!」でもそうだったが、こちらもその特徴を踏まえると岡田監督の方向性は間違っておらず、監督として支持するという姿勢。この本もワールドカップまでに読まないと陳腐になってしまうので興味あれば開幕までに読むことをお勧めする。

しかし最近は一日1冊ペースになっている。読むべき本が多すぎるために焦っているのか活字中毒なのかは自分でもわからない。

 

「考えよ!」

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イビチャ・オシム著「考えよ!」読了。聞きなれたオシム節だが、今の日本人にとってはサッカー以外でも言えることばかりで僕にとっては痛快。

この本の骨子は2つ。

①日本人よ、「自信」を持て!

②日本人よ、考えよ!

①に関しては常日頃から「だから日本は~」的な被害妄想的及び自虐的な意見が跋扈するこの国に於いて一番必要なこと。

たとえばimodeを始めとする、"携帯電話を電話する事以外に使う"という斬新なビジネスモデルを世界でもいち早く普及させたこの国の携帯文化をもっと誇っても良いものだろうに、憧れの海外ブランド(この感覚も日本人の自信の無さが現れる)から亜流(僕はiphoneはその文脈上からいえば亜流、もしくは傍流と捉えている)のビジネスが世間を騒がせ始めると、それまでの携帯文化を"ガラパゴス"と決してポジティブでない表現で自ら嘲笑するのが不思議でならない。そしてガラパゴス的日本オリジナルではダメだ、といっている識者とやらがやたらと多いのも不思議でならない。もっとこれを広めるにはどうしたら良いか、という議論をしている(た)人は極めて少なかった。(企業は努力しているのだけど、その努力さえも揶揄する始末はどうなのだろう)

上記は一例だが、同じような事例が散見(車を巡る言論もそうだね)この国には彼の「日本代表は自信を持たねばならない。なぜ、いつも誰かを恐れているのか。なぜ相手を必要以上に過大評価するのか。日本人は相手を恐れ、過大評価してしまいがちな傾向にある。日本人は失敗したときのために言い訳を探しているのだろうか」(P92)という言葉は鋭く心に突き刺さる。

②は、自分の意見を持たない(=自己主張をしない)方がこの国では自らに有利に運ぶ場合が多い、という"大人の処世術"と、(それに密接に関係するが)「辺境ゆえ"空気"が社会を決めてしまう」というこの国独特の文化(内田樹著「日本辺境論」の個人的超訳、笑)を、たかだか数年日本にいただけのじいさん(失礼!)に的確に指摘されてしまったようで恥ずかしくもある。自己主張をしないということはリスクを犯さないことであり、責任も持たなくとも良くなり、そしてそこには場の"空気のみ"が生まれ、なんとなくその方向に進んでしまう。かつて日本はその特殊性ゆえに無謀な戦争に突入し、無残にも負けたにも関わらず相変わらず個人的にリスクを背負うことを良しとしない文化故に同じ失敗を繰り返してしまっているのではないだろうか。因みに僕はKYなんて言葉を率先して使う人は信じない。KYと言われようと意見を述べるリスクを犯さない限りそこに勝利はない。

いずれにせよ、僕らが彷徨うこの世界を明確にあぶりだしてくれる、単なるサッカー本を超えた1冊である。

 

仙台戦@平塚

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勝ったから良いようなものの、ラストワンプレイの雑さには少しばかり腹がたった。あのカウンターが入れられたら阿部はどう思ったろうか。何故にサイドで更なる時間稼ぎをせずに中に攻め込もうとしたのか?それが湘南といわれればその通りかもしれないが、前週も長居で攻撃を焦って香川にやられたのはまだ記憶に新しいハズ。何はともあれ勝ったから良いが、最後のワンプレイは生きた心地がしなかった。

しかしここで仙台に勝ったのは大きい。ハングギョンが先発で出たのには驚いたが、ジャーンもアジエルもいない現在に於いては彼が使える目処が立ったのは大きい。但し、まだまだやれるはず。あの体格ならうまくいけば素晴らしい中盤になるかも知れないのだ。がんばって欲しい。

阿部のヘッドは見事。それに前試合まではまるで入る気のしなかった坂本のCKも正確さが出てきたのは嬉しい。田原は少し周りにハタくことを意識しすぎのような。更なる積極さを望みたい。

思ったより仙台サポーターが少なかったのが気になる。6ゲートまで埋めるかと思ったが、結局4ゲートとゴール裏のみで6ゲートはスカスカ。日曜という条件だからだろうか?開幕戦の山形のほうが多かった。

次はアウエイ川崎戦。湘南はあの攻撃力に耐えられるのか。J2時代から等々力では良い思い出がない。前半途中でスタジアム入りしたら既に0-3だったり、キーパーがありえないトンネルで点を献上したり...。思いきり叩かれても良いから攻撃的に行きたいところだが、実際には堅守速攻しかチャンスはないだろう。ともかく久々の等々力ゴール裏、楽しみである。

前回のエントリーで出版不況の一端を紹介し深く嘆いた訳だが、そのような情勢下だからこそ+ワールドカップ前ということもあり、サッカー書籍&雑誌の発売が賑やかしい。正直、当サイトでも追いきれないくらいで新刊情報をアップするのも面倒になる。

出版の世界というのは、出版社が取次(本の問屋さん)に商品を収めてしまえば、出版社の売り上げが立ってしまう(再販価格維持制度に伴う出版流通の最大の弊害であり利益でもあった)ので、「経営的にマズい!」とか「来月は今少し売り上げが欲しい!」とかなると、その出版社はバンバン出版をしてしまう癖がある。すると今ならたくさん取次にたくさん入りやすそう(もちろん時事モノだから売れる可能性もある訳で)なワールドカップ関連などをうっかり企画して出版してしまうのだ。

取次はさすがにそれでは堪らない(書店に送品するだけでも大変だ)ので売れなさそうな商品は受入数を減らす→するとそれでは出版社は売り上げ目標に行かないので更に別の企画を出版して補う→もちろん他の出版社も同じようなことをする。→すると巷に本が溢れる→本が売れなくなっている(昨年はついに2兆円という大台を割った)というのに商品点数はやたらと増える→書店の手間(納品・返品作業)がかかるようになる→コストが増大する→商品売れない+コスト増大=書店経営の危機→本屋が減る→売るところが減れば出版社の本当の売り上げ(納品-返品=実売)も減るので、更に出版をしてとりあえず見せかけ上の売り上げを稼ごうとする→最初に戻る。

なので、かつてに比べれば盛り上がりに欠けるワールドカップ前だが、書店店頭だけは何故だか盛り上がってしまうというという現象が起きる。

もちろん、こんなことをやっていればいつかは破綻が来るもので、それが今の出版不況といわれるものの構造的原因になっている(出版不況には更に広告収入の落ち込みという面も加味されるが)。

 

僕のようなフットボールジャンキー及び活字中毒者にとってはこのような多くの本の発売は喜ばしい限りだが、上記のような状態を考えると喜んでもいられない。(正直、なかには売り上げ確保のための"出しただけ"的な本も多いし)

このような負のスパイラルにある出版界だが、更にはアメリカから来るであろうkindleやipadといったデジタル革命に右往左往しており、その様子はまるで幕末の黒船騒動のよう。その原因は①この黒船が不況の出版ビジネスの救世主になる可能性があるかどうか②これら黒船に日本の出版界(出版社)が乗っ取られてしまうのではないか、という2点。実際、攘夷派と開国派的な意見対立も業界内にはあり、TVの「竜馬伝」を見ているとかつての話とは思えなくなってしまう(笑)。

 

 

という訳で混迷の中にある出版界だが、当サイトはこれからも良サッカー書を見つけて紹介していきます。でもこれだけ発売されると更新は少し遅れるかも(最初に戻る、笑)。

 参考サイト

 [出版状況クロニクル]

http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle.html

たぬきち

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当サイトは新刊情報などもやっている訳で、出版界に関しても興味はある訳で、その不況っぷりも十分承知な訳だが...

たぬきちの「リストラなう」日記

ここ読むと、その末期的雰囲気に萎えてしまう。(因みにわかる人にはわかると思うが舞台はK文社)

いろいろな意味で大丈夫か、出版界?

 

セレッソ戦@大阪

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夜行バスで駆けつけたセレッソ戦、さすがにあの香川のゴールには凹んだ。

この試合、同点で追いついたところで攻めて勝ち点3を取るという意思が裏目に出てしまったように思える。ゴール裏もそうだった。個人的にはこのまま同点で勝ち点1で上出来だと思ったので、それほど煽らなかったのだが、周りは攻め達磨状態の人も多くイケイケ状態。ライバルともくされるクラブから勝ち点を取ることも大事だが、勝ち点を取らせないこと(特にホームで)も必要だと僕は思ったのだが...。どちらにせよ最後の香川のプレイはスーパーだった。

ただ、ジャーンの代わりの阪田はこの試合に限れば上出来だったように思う。小沢も非常に良かった。それに比べ他の選手(特に中盤)が消極的だったように思う。また、前線で全く点を取れる雰囲気が後半途中まで感じられなかったのは残念だ。シュート6本は少なすぎるだろう。

長居はJ1になって少しは客が増えるかと思ったがあまり変わらないように感じた。夏以降は隣の球技場を使うようだが、確かにあの客数ならそちらのほうが良いだろう。スタジアムにはフードコートがいつの間にか設けられており、ホルモン焼きやらたこ焼きやらを大変おいしく頂いた。さすが食い倒れの街、平塚も頑張らないといけないレベルである。

それにしても最近の夜行バスはなかなか快適。3列シートでトイレ付き、通路窓際の席には通路との間にプライバシーカーテンまで付いている。座席指定も出来るようで好位置を確保出来れば熟睡も可能かも知れない。因みに今回僕が使ったのはここ。片道7500円でした。(さすがに帰りは新幹線デス)

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ポーズを決めてくれた大阪のおばちゃん(狼風味)。

 

アンチドロップアウト

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小宮良之氏の「アンチ・ドロップアウト」読了。

ワールドカップまで2ヶ月を切ってくると、さすがにサッカーモノ、特にワールドカップ関連書籍の発売は増えてくる。その中でこの本は異色の内容で、いわゆるギリギリのラインでサッカー選手という職業に踏みとどまって戦っている選手達を追ったノンフィクション。

ここで取り上げられるのは財前宣之、石川直宏、小澤英明、阿部祐大朗、廣山望、佐藤由紀彦、金古聖司、藤田俊哉、茂庭照幸、李忠成。これらの名前を見ただけで「買おう」と思い、それは正解だった。

"生き様"みたいなかっこよい言葉だけではない、そこには普通の人間では当然あるべきの弱さの露呈、わがまま、人間関係、そんな要素があってこその"今"というものを丹念に追っている姿勢にこのノンフィクションの良質さが出ていた。

確かにサッカーの事実はピッチの中だけであり、そこに至る過程ばかりに眼を向けると本質とは離れてしまうものなのだが、しかし過程があってからこその真実であり、特に崖っぷちを駆けている者達の真実を読むことによってサッカー、いやスポーツの事実を再認識出来る。それは爽やかなイメージで語られるこれらが実は"生きる"という事に面と向かうととても残酷でもあるという事実...。

是非一読をお勧めします。

 

磐田戦

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まだ桜の咲き誇る平塚総合公園にて

平塚での磐田戦といえば、思い出すのは僕がベルマーレを応援し出すきっかけになった1999年3月雨中の試合。船越の劇的なゴールによる勝ちを収めたあの試合。あれから11年、おもいっきり遠回りした日々だった。そして磐田はあの当時も今もJを代表し続けるクラブであった(ハズだ)。

しかし、この試合後にまず思ったのは「磐田、どうしちゃったんだ?」ということ。この日の磐田には当時の強かった面影がまるでない内容だったからだ。

湘南のプレッシングに苛まれ苦し紛れのロングフィードばかりの攻撃。無駄なサイドへのパスと一対一で勝てない中盤。意味のわからない交代劇。どれもこれも僕の知っている磐田ではなかった。しかもイ・グノと前田という日韓を代表するFWがいるというのにそれを全く生かせず、逆に湘南に制される試合運び。人事ながら心配になる出来である。

方や湘南はジャーンの捻挫の程度がきがかり。内容的には勝っていただけにこの試合は勝ちたかった。アジエルがベンチ入りまで漕ぎ着けたのは嬉しかったが。

しかし重ね重ね言うが、ジュビロはヤバい。このままでは降格候補に数えられても仕方ない出来。つまりは湘南のライバルということだが、それでいいのかジュビロ磐田?

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4ヶ月ぶりのアジエルの勇士。しかし出番はなし、だった。

 

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試合前の磐田からからのエール。

これに対する返答は「遅くなったけど帰ってきたぜ!共に頑張ろう磐田」

11年前の降格時「待っているぜ湘南」という横断幕に対する返答でもある。

 

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おとーさん!

大阪

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偶然にもセルビア戦当日は仕事で大阪に居た。だが、その事(=長居で代表戦が行われるということ)に気付いたのは当日の朝。チケットは(珍しく)売り切れ、当方も別件を同時刻に入れており、TVでも生観戦は叶わなかった。

だが、結論から言えば「見なくて良かった」。もちろん、見ていない試合をどうこういうのはおこがましく、世間の評価が必ずしも正しいとはいえないのも常だが、ホームで2軍のセルビアに0-3で負けたという事実は許しがたい。しかもこのワールドカップ直前での時期にだ。

多くの論評を読むと、選手の覇気の無さに対する批判が多かったように思う。確かにリーグ戦さなかで、しかも選考がかかっているとなれば、選ばれるであろうと自負する選手は流し気味になるかも知れないし、当落線上の選手は逆におっかなびっくりにプレイをするかも知れない。個々に於いて勝利へのベクトルが違ってきてもおかしくはない。それでもだ、0-3でホームで負けるという行為は許されない。

だが、自分に関して言えば、この代表戦があること自体を気づいたのが当日の朝、つまりは全く関心を払っていなかった。ワールドカップ直前のこの時期においてもだ。

そんな個人的事実と選手の覇気の無さに相関関係があるように思えてならないのだが如何だろう?自分を含め代表を守り立てる雰囲気は今あるだろうか?ワールドカップ2ヶ月前なのにだ。日本という国自体がワールドカップで勝つためにやっきになっているだろうか。

因みに大阪日刊スポーツの一面はこの試合ではなく"巨人の原監督の涙"だった。ワールドカップ2ヶ月前の貴重な親善試合があったというのにだ。日本という国が本気でワールドカップで勝とうと思えるかどうか。今のところ、残念ながらその機運はみられない。

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たぶん、浦和サポーターにとっては単なるリーグ戦の1試合でありむしろそれほど記憶にも残らないマッチメイクであるのかも知れないが、僕にとっては、最もJ1に昇格して見てみたいと思っていた浦和戦@埼玉スタジアム。

代表戦や他チームのJ1戦、そしてワールドカップなどで何度も訪れていた同スタジアムだが、ここに湘南サポーターの一員として来るのは初めて。日本最大のアウエイの地であり、駅を降りる頃から赤い人ばかりなので圧迫感を感じてしまう。(自意識過剰か)

だが、ビジター専用のゲートをくぐるとそこはそれまで散見するぐらいしか見られなかった緑と青の人たちがたむろっており心が和む。これほどこのチームカラーにホッとしたことはない。しかしそこは物理的にも完全隔離されており、まさにアウエイそのもの。

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ここにたどり着いてほっとしたゴールスタンド裏コンコース。唯一、湘南サポーターの落ち着ける場所だった。

湘南側に割かれた席は1500席くらいか?僕が着いた時(17時半)には既にたすきがかかる前の席はいっぱいで上段にも多くの人が既に陣取る。その中ごろに席を見つけるが、更に遅く来た人達は席を探して結構うろうろしてた。最終的には割り当てられた席はほぼ埋まり、湘南サポーターの期待の高さを覗わせた。

因みにこのアウエイ側、売店はひとつで食い物も焼きそばなどごく限られたものだけ。浦和美園駅からの道中にある屋台村で調達してこなかったらエライ事になるところだった。

当初、EFSも太鼓とコールリーダーを最前列に持っていった。しかし縦に長いアウエイ席、中段より後ろは全く太鼓もリードの声も聞こえず、チャントのリズムが前と後ろで合わない。試合開始前には中段通路辺りに中心を置き、何とか全体がまとまるようになっていたが、それでも上部では浦和側の大人数爆音チャントでかき消され、太鼓の音が聞こえにくかったらしい。この辺りはサポーターもJ1環境への慣れが必要なんだと感じた。J1で戸惑っているのは選手だけではないのだ。

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中段に動いてスタンばるEFSの皆さん

それでもって試合なのだが、やはりトップ5クラスとは差があるのが改めて分かっただけのものだった。このレベルと試合をすると我慢がどれだけ出来るか、ということにかかってきており、勝つのは至難の技に近いのが現状。"審判のジャッジ云々で勝ちを逃した"などという次元の話ではない。試合を見ると圧倒的にその差がわかるのだ。

このくらい差があると、いくら個々の運動量を多くしても、全くといってよいほどボール奪取は厳しくまたそれ以上に保持も難しい。このクラスと試合を行う場合は、守備を我慢して攻撃は相手の一瞬のスキにかける、といった賭けに近いところで勝ち点を拾うしか手はないだろう。それほど我彼のレベルの差は悲しいかな、ある。横浜戦や広島戦で判ったことが改めてダメ押しで再認識された試合だった。

しかし僕は思うのだ。やはりこのような舞台で戦えるサッカーこそが華やかなプロの世界そのもの。この環境でやってこそのプロリーグ。その眩しいばかりのピッチで坂本や田村が湘南のユニフォームをまとって戦っているのがなんとも嬉しい。そしてそれを応援できる僕も幸せである。これを見たかったからこそ10年間もの2部暮らし中、応援し続けたのだ。だからこそ少しでもこの世界に浸れるようJ1リーグに残留したい、そう強く思った帰り道であった。

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ここには思い出を作りに来たわけではなかったのだが...。

 

4月のスキーと残念な事

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仕事での年度末の決算対策もようやく終わり、少しリラックスをしたかったので先日はスキーへ赴く。4月に入ってから行くようなことはこれまでもめったに無かったのだが、今年は雪も多くコンディションも良さそうなので3月上旬くらいからあと一回くらいは行こうかな...と思い続け、なんだかんだとありながらこの時期までずれ込んでしまったのだ。

行き先はかぐらみつまた田代スキー場。さすが同スキー場、下界は雨でもロープエイで上がればそこでは雪が降りしきっていた。コンディションも思ったほどの悪雪でもなく、午前中はまずまずの快適さ。とはいえハイシーズンと比べれば雪質は重く、足腰への負担は相当なもので、昼には既にバテ気味。午後からは濃霧だったこともあり怪我も怖いので、3時半という自分にとってはかなり早い時間にベースへ降りた。でもって今シーズンはこれで滑り納め。今年は良く行きました、ハイ。

このようにスキーを例年以上に満喫したこの冬だったわけだが、ひとつだけ残念なことがあった。シーズン頭に板を新調したことを以前当ブログでも書いたかと思うのだが、なんとこの板が買って3ヶ月もしないうちにいきなり破損してしまったのだ。

破損箇所はテールで、板の表裏が裂けてしまった。ゲレンデでは気づかなかったのだが、帰宅後に家でワックスをかけている時にこの状態を発見。破損は2本共で、即効購入店に駆け込んで板をメーカーに見てもらうことに。もちろんこちらの立場としては、大きな衝撃も加えて無いのに何故に破損する?交換しろ!という立場である。

が、メーカー側の言い分は違った。結論から言えば「これには大きな衝撃が加わったことによる破損であり、保障規定により交換は出来ない」。

僕としては転倒や階段等で板を地面に突く行為はあったにせよ、それはこれまで使った板も同じであり、このような破損に至るような衝撃を加えた記憶は無い、と交渉を続けたが、いつまで経っても話は平行線。ついにはどのくらい衝撃を加えたら壊れるのかデータを出せ!と要求し、メーカー側からも了解したとの言質を得たがそのデータがいつ来るのかは明確にされず。埒があかないため、結局は個人で入っている損害保険で破損請求を行い、金銭的損害は最小限で済ますことが出来たのだが、このメーカーの態度と板の破損原因には納得がいかないのである。

因みにそのメーカーはアトミック、板はD2 DEMO VF-Ⅱ。未だにデータの提供はおろか、その後の連絡もありません。

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 板はこんな感じで上下に分離してしまいました。 

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