神戸は前回の書いた通り9年ぶり。スタジアムはホームズスタジアムと名前を変えていた。
変わっていたのは名前だけでなく、9年前のこけら落としの時にはあったゴール裏の巨大な観客席は3分の1に縮小され、代わって全天候型の屋根が設置。そのため、当時の印象に比べ、スタジアムに入った瞬間は記憶より小さいなと思った。
但し見やすさは球技専用でもあり相変わらず素晴らしかった。惜しむのはゴール裏の観客席角度が少し緩やかで座ってみるとゴールラインが見切れてしまうこと。まあ、僕らは立って見たのであまり関係はなかったのだが、それでも少し前方の人の頭が被ってしまってはいた。
試合の印象はここ数試合の中では一番まともな戦いをしていたというのが率直な意見。前半10分を過ぎて0-0なのには冗談ではなくホッとした。同じ前半にはPKのチャンスもあったが、これは中村が相手のGKの注文通りに蹴ってしまった印象。見事にGKの動きとボールの軌道がシンクロしていたので蹴った瞬間に諦めた。
後半は湘南の動きが良くなり、ゴール裏でも勝利の期待が高まる。そんな中で阿部の幻のゴールには、誰もが副審のオフサイド判定に気付かずしばらくぬか喜び。但しその後も、選手がピッチで躍動した姿を見るのは久々だったためゴール裏の雰囲気も良く、"粉骨砕身・熱烈応援"だった。試合後も罵声はなく今後への期待を込めた拍手が圧倒的で、ブーイングにまみれた神戸側とは対照的だった。
この日の個人的なMOMは島村。いつもは中途半端なポジショニングで裏を取られっぱなしで抜かれまくりのサイドでの守備も、ことこの試合に限っては攻めてよし守ってよし。判断も良く、スタジアムにいた誰もが島村のことを見直したに違いない。また、久々のセンターDFで起用された山口も調子の崩している村松の代わりどころか、当分は彼がレギュラーで良いのではないか、と思わせる働きぶり。あとはワントップのFW、田原かヴァウドどちらかがもう少しまともなポストプレイが出来れば湘南はかなり安泰なのだが。
しかしせっかくの神戸なのに神戸牛もスイーツも全く口にせず。代わりに翌日曜日には灘まで出向き日本酒三昧。灘の酒蔵(菊正宗とか沢の鶴とか)はその多くが資料館を持っており、そこでは利き酒もさせてくれるので数館回るだけでいい感じに。お盆休みで結構休館が多かったのだが、そうでなかったらいったい帰る頃にはどうなっていたことやら。帰りの新幹線含めひたすら呑み続けた遠征だった。
菊正宗の資料館。ここでしか買えない純米酒もあり。

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