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久々の「代表」観戦はW杯3次予選の対北朝鮮戦。場所は埼玉スタジアム2002。

相変わらず浦和レッズだらけの浦和美園駅に降り立ったのが6:40。スタジアム入りが7時を回る。おかげでビールを買う余裕はなかった。仕事を何とか早めに片付けここまで来たのだがやはり遠い。しかも駅は大混雑。見づらさはともかくとして足の事だけを考えると平日なら日産スタジアムでやって欲しいところ。

試合は御存知の通り日本の一方的な内容。最後までゴールが入らず、イライラというよりジリジリする展開だったが、いつかは入るだろうと、結構お気楽に見てはいた。しかしあれだけ引いてブロッグを作って守る北朝鮮を最終的にはうっちゃるのだからこの代表はなかなか強い。

やはり遠藤の存在は別格。試合全体に於ける(押したり引いたりの)手綱さばきは見事で、チームは彼に操られてるがの如し。まさに"将軍"。前半はかなり自重して後方で見守りながら長短のパスを出していたかと思えば、後半になるとここぞという時はスルスルと上がり、それを合図に攻撃にスイッチが入る。ちょっと現在の日本では換えが思いつかない選手である。

北朝鮮は何故にGKを代えなかったのだろう。TVではあまり解らなかったかもしれないが、前半の接触による負傷後は試合終了時まで足を引きずり、走る事もままならないようだった。実際、ゴールキックをDFの選手に代わってもらっていたりして相当痛そうだったのだが。余程の信頼感か、逆に2ndGKが余程酷いのか。一緒に観戦した友人とは「きっと2ndGKは実はフィールドプレイヤーなんじゃないのか?」等と憶測したりもした。ただ、ここぞの時の動きは俊敏でもあり、「アジジ作戦か?」とも疑いもあり。謎だ。

ということでたぶん今年はこれで代表戦の観戦は最後(というか唯一)。「強い代表」は見ていて安心だし内容も面白い。しかし、以前に比べ僕の中で愛着心がなくなったのも事実。この日も大勢見られた20歳そこそこのサポーターの多くはドーハも知らず、あの97年の最終予選もたぶん記憶にはないだろう。そんな事も含め何か"遠くまで来てしまった感"がとても感じられた代表戦だった。

コパアメリカ辞退に関しては仕方がないし今となっては良かったとさえ思っている。中途半端な人選で出てもそれは何の意味も為さないからだ。

しかしこの辞退という結論に到るまでの事象は今後の日本サッカーに於いて多くの課題を示唆した。

その一つが"代表選手の多くが海外のクラブに所属した場合はJFAが自由に招集出来ない"という至極当たり前の事である。

Jリーグに多くの代表選手がいた時代は、その各クラブに「日本サッカーの為」という理屈で無理難題を言いつけ選手を招集しても一般世論の後押しもあり問題はなかった。

だが、海外、特にヨーロッパのクラブは違う。「"日本サッカーの為"などと言うことは知りません、彼は我がクラブの選手なんですから」という理屈を全面に押し出す。しかもこれは正論。なぜなら高い給料を払っているのはそのクラブなのだから。だからこそFIFAはAマッチデイなどというものを作って国家対抗のサッカーを"保護"しているのだ。

この流れで行くと今後は(代表のメンバーが欧州クラブに大量に所属すれば)コパのような日本に招集権利のない大会にフルメンバーで出ることは叶わないだろう。これはキリンカップのような大きなタイトルがかかっていない大会でもあり得る。(Aマッチデイでも選手の体調面から拒否する時もあるだろうから)

そのような事を日本サッカー協会はもとより、サッカーファンも真に理解し受け入れねばならない。つまりは我らの国家代表は既に我々の自由にはならないという事実だ。

更に今回の動きで問題なのは一部マスメディアの言い分。簡単に言えば「海外クラブ所属の選手がダメならばJリーグクラブは多少犠牲になって選手を出せ」、という論。

この国のメディアが創り上げる"世論"という奴はJクラブにだけは厳しい。リーグ戦と日程が被っても日本の為に主力選手を出せという。主力の抜けたクラブにどうやって勝てというのだ。該当クラブがそれがきっかけで2部に落ちて赤字に陥ったら誰が責任取るのだ。(今のジェフはまさにこの図式でもがき苦しんでいる) 

それではと、それが無理ならコパの時期はリーグ戦は控えて代わりに水曜開催を増やせという。平日開催でどのくらい客足が減るかは考慮なしだ。

選手の高い給料を払っているのはクラブなのに、欧州のクラブが当然のように主張する権利などはまるでJクラブには当てはめない。あたかも経済原理を無視をしたかのような国粋主義的論理を平気で言い募っている。国内クラブをまるでJFAの親睦団体のように考えているのだろうか。各クラブの赤字要素が増えればそれは国内サッカーの衰退に繋がり、ついには日本サッカー産業の縮小にさえ繋がるという理さえも考えようともしていない。そして"我が町のクラブ"論から導き出される「地域密着すれば客は増える」という理想論ばかりを今だ振りかざす。

また一方では「一時的に無理をしても代表を強化し強くなればそれがひいては国内サッカーの活性化にも繋がる」という論を吐く人もいる。つまり代表が勝てばJリーグにも人が入るという図式だ。それでは聞きたいが、W杯ベスト16だった昨年、J1リーグの平均観客数は増えただろうか?

自由に招集出来ない代表選手、そして国内サッカーの地位を落としかねないメディアの論調がはびこる現実。今回のコパ出場を巡るゴタゴタは日本サッカーにあるそのような課題を突きつけたのだと僕は思う。 

日韓戦

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いやはやなんとも壮絶なエンターテイメント性を発揮した今回の日韓戦。あまりに正統派スポコンドラマ仕立で、素人の脚本家でもこんな台本は書かないだろうという内容と結果。実に楽しめた。

とは言え多くの方が指摘するようにリードしてからの5バックはいただけない。中盤が疲弊してバイタルエリアが空いてしまい、そのためボールの出所が抑えられないのに、それに火を注ぐような5-4-1システム。延長の後半開始から、僕はTVを見ながら「これじゃいつか(点を)取られてしまう」とずっと叫び続け、挙句のあの同点ゴール。「ほらね」と伊達にサッカー狂でないことを家人に自慢しつつ、この時点でこれは日本の(韓国に対する)負けパターンだなとひとりごちたのだが、さすがにその後の展開までは読めなかった。

PK戦は運だとはいうが、やはり韓国は経験の少ない若手を最初に持っていったのが敗因だろう。韓国の監督はそんな若手の成長ぶりに賭けたのかもしれないが。逆に言えば(一度PKを外した)本田が再度外せば日本も怪しくなるところで、これはこれでザッケローニの賭けであり、そのくらい微妙な差での勝利とも言える。

それにしても毎回アジアカップは最高のエンターテイメントを提供してくれる。ある意味ワールドカップより引き込まれる。その大きな要因はまさにアジア的な何でもありな怪しさと混沌さ。ハリウッド映画でいえば、ワールドカップがスピルバーグなら、アジアカップはタランティーノとでも言おうか。食い物で言えば、W杯は高級寿司で、ア杯は鍋料理(具はなんでもあり)というところか。

さて、決勝は借りのあるオーストラリア(これもニクいキャスティングだ)。ここにきて香川の離脱というまたしてもハプニングでエンターテイメント性は盛り上がるばかり。ラストダンスを楽しもう。

 

中東の笛

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今回のアジアカップは全く縁がない。なんとライブで見たのはサウジ戦のみ。その前の2戦は始まる前に寝てしまい、先日のカタール戦のやはりキックオフの前に力尽きる。最近、酒を呑むとすぐに眠くなるのはどうしたものか。呑み過ぎるのもいけないのだが。

ということで同カップでの事をあれやこれや言うのにはあまりに不勉強なので試合内容等については口は噤むのだが、周辺話題としてひとつだけ。今回も(日本側からみたら)不可解な判定、いわゆる"中東の笛"とやらが横行しているらしいとの話題。4試合でレッド2人、累積で1人、それぞれ出場停止なんて、確かにいつもフェアプレイ賞常連の日本としてはありえないではないか。汚いプレイを心から嫌う川淵名誉カイチョーは日本代表の汚さにもっと苦言を呈するべきだ(笑)。

いや、何が言いたいのかというと、この怪しい笛、2022年のワールドカップ開催時もあるのかなあ-と。カタールは開催国で出場は決まっているので、この調子なら本大会で勝たせるためにはいったいどんな凄い手を使うのかと。アジアカップでさえ(そんな笛があるという前提だが)ここまでやるのならワールドカップなら一体どうなるのかなと。

また、本大会へのアジア枠が現状のママという前提で言えば、2022年は中東の他国も複数出場するする可能性がある。すると一体その裏ではどんな複雑な暗躍が(笑)。期待でワクワクしてしまう。

逆にいえばカタール大会では何があっても「中東の笛」伝説になってしまうんだろうな、とも思う。例えスーパースターが決勝戦で母ちゃんの悪口を言われて頭突きをしても。

ついに2022年に、「中東の笛」は伝説的な世界デビューを果たすのである。

さて、我が家のデンマーク戦を迎えるまでの段取りも決まった。

まずはさっさと帰宅すること。今日出来る仕事は明日でも出来る。

夕食はカレー。バラバラに帰ってきても準備しやすく片付けやすいから。

そして全員9時か10時には就寝。そして3時起き。夜食は買っておくこと。

後はひたすらTV画面を見つめて祈り、そして応援すること。

試合展開がどうなるかだとか戦術云々に関しては僕の出る幕ではないのでここでは書かない。だが全体的なイメージでいうと、僕は日本が変な色気(例えば以前のようなパスをすばやくつないだ攻撃的なサッカー)を出さない限り勝てると思っている。これは決して守り通せと言いたいのでなく、硬い試合をしつつ得点機を掴むという、これまでの2戦の流れ=ある意味"つまらないサッカー"を行えば十分デンマークには勝てるということだ。

感動などはいらない。流れるようなパスワークもいらない。綺麗なシュートもいらない。世界を驚かすような熱いサッカーもいらない。欲しいのは賢い守備とどんな形でも良いからゴール、そして勝利のみである。

岡田監督も言っているようにこの世界に必要なのは勝利のみである。僕はその現実を昨年、いや10年以上湘南をJ1に上げるべく応援していてイヤというほど身に染みた。そこはどんな素晴らしいサッカーをしてもJ1に上がらなければ何の意味もないという事実。上がらなければチームが年々衰退するだけという現実。そしてそれをも含めサッカーであるという真実。

「サッカーの質が」とか、「サッカーの未来のためには...」とかいうことはもっと強国にでも任せておけばよい。我々はまだまだ弱いのだ。無名なのだ。どんな凄いサッカーを行っても負ければあっという間に忘れられる。だからこそ今は勝利という結果のみで評価されるしかない。勝てばイヤでも評価は上がる。その後、世界のサッカーを驚かすことをしよう。今日はまだいい。今日はそのための歴史を作る準備でもある。他国からは"あくびがでるような試合だった"と言われつつも勝ち上がれたら最高だ。

「勝ったものが強い」。このサッカーの不文律を忘れてはならない。

ついでに...

昨日のエルゴラッソ、何故かデンマークの攻撃をどう防ぐか、ということは書かれていたが、どうアタッキングするか、ということは殆ど触れていなかった。チームに対して「引き分け狙いは考えるな」と主張しながら書いてあることは明らかに引き分け狙い、というのは如何なものだろう(笑)。 

日本1ー0カメルーン

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これだけ守備的でも勝てると嬉しいのがワールドカップ。そして最初から守備的にいき、きっちり守りきって試合に勝つのはこれまでの日本サッカー文化には無かったもの。そしてそれが完全アウエイのワールドカップ。これこそ日本サッカーの歴史的1勝。

それにしても岡田監督の采配はまさにドンピシャ。あれだけ叩かれてもそして信念を曲げてでも勝利に執着し、それを成し遂げてしまうのだから凄い人だ。

及び、南アフリカまで行った方は超勝ち組。歴史的勝利を現場で見られた皆さんが心底うらやましい。

イングランド戦

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簡単にイングランド戦の感想を。

確かにこれまでの試合よりはだいぶよくなってはいたが、結果から言えば元に戻った感しかなかったイングランド戦。強い相手が一気呵成に攻めに来たときにどうするのか、その課題を克服は出来なかった。

ともかく相手に押し込まれた時の対応がズルズルと下がるばかりで、マイボールになっても守から攻へのつなぎが出来ずに(つまりはカウンターに転ぜず)、再度ボールを拾われピンチを招いてしまうという繰り返しでは長くはゴールを防ぐことは出来ない。この流れを改善しないと本日のようにいつかは点を取られてしまう確率が高いのが日本の現状なのだ。その意味で今日の後半は良いレッスンになるかと思ったのだが(そして実際そうなった)、結果は有効なカウンター攻撃は打てずじまいで、相手の攻撃に晒される時間が長く、そして耐える時間の累積は失点を生むというこれまでのパターンが繰り返されたに過ぎないのがこのイングランド戦だった。

ともかくこのような場合に、守備から攻撃に移った時にどうするのか、そこの意思統一がもっと欲しい。あのオーストラリア戦から4年、それが出来ずにただただ守るばかりで敗れ去った事実を今一度熟慮して欲しい。

それにしても本田のハンド、サッカーではなかなかお目にかからない大胆なものだった。及び闘莉王、活躍しすぎだ(笑)。そして、やはり遠藤は欠かせないな。

 

代表壮行試合 韓国戦

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プレミアのレフェリー、若干27歳とはいえ非常にサッカーそのものを楽しませてくれる審判だった。どこかの国の審判のように選手の怪我の恐れを理由に雨で中止にするような考えとは正反対の「男だったらどんな時も戦え」的なぶつかり合い上等、競り合いに勝ってこそのゴールというサッカーゲームの本質を外さない審判だった。何より選手同士の(真っ当な)競り合いの最中に審判が水をさすような笛を吹かないのが良い。(しかも後方タックル等の汚いプレイには毅然とした態度で笛を吹くのも良い) そんなぶつかり合いを前面に戦う試合では韓国に歩があるのは仕方ない。だってJリーグでは競り合いが少しでも長引けば、そしてあたり負けてもすぐにファウルを取ってくれるのだから。

それにしてもさすがの岡田監督擁護派の僕もこの試合の結果及び内容を踏まえると、ワールドカップには全く期待が出来なくなってしまい、同氏へのリスペクトも薄まってしまった。戦術面でも韓国のほうが洗練されていた。たぶん日本には激しく当たれば勝てると考えていたのだろう。その通りの結果でグウの音も出ず、しかも警戒して一番その防御策を練習していた(と伝えられる)カウンターからのPK献上。どこを探せばポジティブなことが書けるのだろうか。

更には、ライターの宇都宮氏のツイートで岡田監督が進退伺いを出しだと伝えられるが、それが本当ならあまりに無責任。ここでの任務からの逃避は日本サッカーの瓦解にも繋がりかねない。この期に及んで監督を代えられる訳もない。それに対応できるようなレベルに日本はないのだから。ここまで来たのだ、最後まで責任を取って欲しい。

そして選手はとにかく戦う気持ちを見せて欲しい。画面を通してみていると最近の日本代表は何か黙々とプレイをこなしているとしか思えない。いつまでもこの試合は実験の場という感じでプレイをこなしている感じ。そして自分達でサッカーを考えてプレイしているとも思えない。ロボットが自動的にプレイしているように見えてしまう。プレイに楽しみと感動が全くない。

ともかく何としても立て直して欲しい。この2週間で当面の日本サッカーの運命が決まるのだから。 

ということで、ほぼ予想通り(笑)の代表が発表された。驚いたのはFWの矢野ぐらいか。あの強さと高さを生かすためだろうが、湘南戦の頃の矢野は...。きっといまはあの頃より状態が良くなっているハズ、と信じる。

後は12日に発表されるバックアップの選手達が誰か、ということも興味が残る。更にはこの選手達も南アフリカに連れて行くのだろうか?前回みたいに旅行先のハワイから急遽ワールドカップ出場を果たした茂庭の例もあるだけに興味深い。

個人的代表の選出

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ワールドカップ南アフリカ大会代表の発表まで2日。TBSの浦和対横浜の放送はテロップでずっっと「ラストアピール」と表示しておりうざったかったが、まあ、いろいろな意味で仕方ない。それより山瀬の浦和キラーぶりには恐れ入った。

その代表だが、ここでもVOTEをやっている。ここは組織票がつとに多いところだが、それにしても巻がダントツ一位とは!いやいや恐れ入ります、JEFサポーターの皆さん。

で、戯言ついでに僕自身が選ぶ代表23人を羅列してみた。

GK 楢崎

   川島

   曽ゲ端

DF 中澤

   闘莉王

   長友

   内田  

   今野

   駒野

   岩政

   村松  

MF 遠藤

   長谷部

   中村俊輔

   中村憲剛

   山瀬

FW 玉田

   本田

   岡崎

   佐藤寿人

   渡邉

   大久保

   香川 

まず最初にDFに村松を入れたのは湘南サポとしての願望(笑)。ただ若手を連れて行くという話もあるので、DF1人とFW1人で村松と香川なら適任かと。

MFに松井が入らないのはどうも個人的に彼の波のありようがJ2時代から目に付くので外した。代わりは山瀬。昨日の切れなら見てみたい。

FWには田中達也を押す声もあるが、最近の彼には一時期のスピードがみられない。(横浜戦でも栗原をぶっちぎれなかった)それなら可能性ということで渡邉。あの身体であの決定力は今が旬なのではないだろうか。

どちらにしても中村俊輔・遠藤の出来と本田のマッチングが鍵を握るであろう今回の代表。10日の2時を楽しみに待ちたいと思う。

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